ビジネス英語ライティング・ルールズ (日経文庫) の感想
参照データ
タイトル | ビジネス英語ライティング・ルールズ (日経文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 森田 修 |
販売元 | 日本経済新聞出版社 |
JANコード | 9784532113360 |
カテゴリ | 語学・辞事典・年鑑 » 英語 » ビジネス英語 » 英文レター・Eメール |
購入者の感想
たとえ仕事で英語を使う必要に迫られても、
これまでは学生時代に学んだおぼろげな知識だけを頼りに
“怪しい”自己流の英語を書いてしまっていた私。
海外取引先とのメールなど、最近では英文を書く機会もずっと増え
「“正しい”英語を書きたい!」と一念発起して本書を手に取りました。
全3章からなる本書ですが、個人的にいちばん役に立ったのは
第1章「ライティングに対する心構え」でした。
「Iを主語にすると子どもっぽく思われてしまう」
「同じ単語の繰り返しは避け、できるだけ言い換える」
「日本語のメールと違って、長い前置きは不要」
など、仕事で英文を書く際の“心構え”が簡潔にまとまっています。
第2章の「句読記号」は本書の本領発揮ともいうべきでしょうか。
ページ数もいちばん多く割かれています。
カンマやピリオドといった基本的な記号の使い方にはじまり
「―(ダッシュ)と-(ハイフン)の違い」「コロンとセミコロンの違い」にいたるまで
詳細にわたる解説が充実しています。
句読法的に正しい英語を書く際には、この章を参照すれば
ほとんどの疑問が解決することでしょう。
続く第3章では、日本人が間違えやすい文法・語法上の注意点が網羅してあります。
たとえば、「自動詞と他動詞」「willとbe going toの違い」などなど。
「日本人が間違えやすい」という観点から項目が選ばれているため、非常に実用的です。
全体を通じて、実例をまじえながらも易しい語り口調で書かれているため、
「堅苦しい参考書」というよりは「読み物」に近い感覚で勉強になりました。
新書サイズで持ち運びやすく、知りたい情報がコンパクトにまとまっている本書は
まさに『ビジネス英語ライティングの座右の書』と言えるでしょう。
これまでは学生時代に学んだおぼろげな知識だけを頼りに
“怪しい”自己流の英語を書いてしまっていた私。
海外取引先とのメールなど、最近では英文を書く機会もずっと増え
「“正しい”英語を書きたい!」と一念発起して本書を手に取りました。
全3章からなる本書ですが、個人的にいちばん役に立ったのは
第1章「ライティングに対する心構え」でした。
「Iを主語にすると子どもっぽく思われてしまう」
「同じ単語の繰り返しは避け、できるだけ言い換える」
「日本語のメールと違って、長い前置きは不要」
など、仕事で英文を書く際の“心構え”が簡潔にまとまっています。
第2章の「句読記号」は本書の本領発揮ともいうべきでしょうか。
ページ数もいちばん多く割かれています。
カンマやピリオドといった基本的な記号の使い方にはじまり
「―(ダッシュ)と-(ハイフン)の違い」「コロンとセミコロンの違い」にいたるまで
詳細にわたる解説が充実しています。
句読法的に正しい英語を書く際には、この章を参照すれば
ほとんどの疑問が解決することでしょう。
続く第3章では、日本人が間違えやすい文法・語法上の注意点が網羅してあります。
たとえば、「自動詞と他動詞」「willとbe going toの違い」などなど。
「日本人が間違えやすい」という観点から項目が選ばれているため、非常に実用的です。
全体を通じて、実例をまじえながらも易しい語り口調で書かれているため、
「堅苦しい参考書」というよりは「読み物」に近い感覚で勉強になりました。
新書サイズで持ち運びやすく、知りたい情報がコンパクトにまとまっている本書は
まさに『ビジネス英語ライティングの座右の書』と言えるでしょう。