小説 野性時代 第105号 KADOKAWA文芸MOOK 62332‐08 (KADOKAWA文芸MOOK 107) の感想

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タイトル小説 野性時代 第105号 KADOKAWA文芸MOOK 62332‐08 (KADOKAWA文芸MOOK 107)
発売日2012-07-12
販売元角川書店(角川グループパブリッシング)
JANコード9784041300220
カテゴリジャンル別 » 文学・評論 » 評論・文学研究 » 雑誌・逐次刊行物

購入者の感想

月刊の文芸誌。あまり普段は読まないんだけど、冲方丁の「光圀伝」の連載が開始されたのをキッカケに読み始めた。その「光圀伝」がいよいよ完結。堂々たる結末だったとは思うが、「天地明察」ほどじゃないかも?

まぁ、「天地明察」は、ストーリーもキャラもいい感じだったので、あれを超える作品となるとかなり難しい気はするので仕方がないが、この「光圀伝」も光圀の生涯を描いた重厚な作品で、改めて単行本化されてから読めば、また違った感想を抱くのかもしれない。

ちょっと残念だったのは、「天地明察」の主人公、渋川春海があまり出て来なかったこと。あえてそうしたのかもしれないけど、期待していたんだけどなぁ。

これで、この雑誌を読み続ける理由もなくなったが、お気入りの作家、池上永一の「黙示録」と福田和代の「潜航せよ」が続いている限りは、読み続けよう。

さて、今回の特集は「男の官能、女の官能」。付録も5篇の官能小説だし、年に一回以上は特集が組まれてる。結構、ニーズがあるんだね。

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