ビブリア古書堂の事件手帖 (1) (カドカワコミックス・エース) の感想

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参照データ

タイトルビブリア古書堂の事件手帖 (1) (カドカワコミックス・エース)
発売日2012-06-22
製作者ナカノ
販売元角川書店(角川グループパブリッシング)
JANコード9784041203712
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

<原作未読・コミック版のみの評価です>

古書店を営む美少女・栞子が、持ち込まれる古書にまつわる謎を解くという形式の「安楽椅子探偵」もの。

一巻に付き、ひとつ事件が解決したところで、新たな事件(と言うか謎)が始まって次巻につづく、というパターン。

「些細な疑問点から意外な真相を導き出す」という点で見れば、それなりに「本格ミステリー」の素養を備えた作品だけど、あまり精緻なトリックやロジカルな謎解き、ハデなどんでん返し等は期待しない方が良いかと。

また、主人公の「大輔」と「栞子」のキャラ設定が良くも悪くもラノベ的。「本に関して並外れた知識を持つが、極度の人見知りの巨乳美少女」とか、「本を読むのが好きだけど、昔のトラウマが原因で本が読めない体質の主人公」とか、いかにも「キャラ設定のためのキャラ」といった印象が強く、個人的にどちらにもいまいち感情移入できなかった。

絵柄も少女漫画的で、あっさりしたタッチの割りにどうなっているか分かり辛いシーンも多く、好き嫌いは出るところかも。

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