幕末入門 (中公文庫) の感想
参照データ
タイトル | 幕末入門 (中公文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 中村 彰彦 |
販売元 | 中央公論新社 |
JANコード | 9784122048881 |
カテゴリ | 文学・評論 » 文学賞受賞作家 » 直木賞 » 101-125回 |
購入者の感想
講演を本に書き下ろした一冊。
佐幕派、尊攘派偏りなく幕末そして明治維新というものを明解に語っている点で非常にわかりやすくてタメになる。
幕末の流れを一通り知っている人にこそオススメしたい。目からうろこ・・・というか全体像が霞んでいた幕末から明治維新がハッキリと映ってくる。
幕末の謎と言われている事件に対しても公平な視点で、資料等に基づき解説。一体誰のための明治維新だったのか、太い歴史的な流れが一本あり、それに飲み込まれるように色々な些末な事が関係していると読み取れる。
そのようにして誕生した明治維新(近代日本)も昭和20年の終戦で一度崩壊する。
歴史の理や因果論なども考えてしまった良書。
佐幕派、尊攘派偏りなく幕末そして明治維新というものを明解に語っている点で非常にわかりやすくてタメになる。
幕末の流れを一通り知っている人にこそオススメしたい。目からうろこ・・・というか全体像が霞んでいた幕末から明治維新がハッキリと映ってくる。
幕末の謎と言われている事件に対しても公平な視点で、資料等に基づき解説。一体誰のための明治維新だったのか、太い歴史的な流れが一本あり、それに飲み込まれるように色々な些末な事が関係していると読み取れる。
そのようにして誕生した明治維新(近代日本)も昭和20年の終戦で一度崩壊する。
歴史の理や因果論なども考えてしまった良書。