Round About Midnight の感想

当たり前過ぎて笑われそうですが、メンツが変わればこうも音楽が変わるもんだぁ！と改めて思いながら聴いております。これ到底「選曲」が違うから・・レベルではありませんね。実は今「Round about Midnight」と「Kind of Blue」の2枚をたて続けに聴いているんですが、なんだかKindの方は次元の違う「別世界」でやってる様な「品」というか「格調」があるのに対し、Roundの方は「下界」の「場末」でやってもおかしくないまさに「巷のジャズ」の(熱い)バージョン！・・(笑)。勿論メンツ一人一人の評価とか悪口いうつもりはありませんが、「組み方」というか組んだ時の「相互作用」はやはり凄い。さて、音の方なんですがこれは期待した通り、やはりBlu-specCD2にして正解でした。もし「今LPで鳴らしてますヨ〜」と言われても疑わないほど、重心の低く安心できる音。長く長く聴いて楽しむのに(SACDと比較して)多少の解像度不足などはもう全く問題になりません。大切なのは「中音域の密度」。低域から高音域にかけての「ピラミッド型」。