伊藤真の法学入門 の感想
参照データ
タイトル | 伊藤真の法学入門 |
発売日 | 2012-09-01 |
製作者 | 伊藤 真 |
販売元 | 日本評論社 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 法律 » 法学 |
購入者の感想
私は法学部に所属している大学生なのですが、この本には法律を学ぶ上で前提となる知識や考え方が網羅されています。
この本にある知識を知っているのと知らないのでは、その後の法律の学習で大きな差が出てくると思います。
私がこの本を読んだのは学部一年の後期だったのですが、今思うと法学部入学前に読んでいれば、もっと楽しく法律を学べたのではと後悔しています。
これから法律を学習するという方には、ぜひ読んでもらいたい本です。法学とはどのような学問なのか、法律はどのように勉強したらいいのかが分かり、きっと法律の学習が楽しくなると思います。
この本にある知識を知っているのと知らないのでは、その後の法律の学習で大きな差が出てくると思います。
私がこの本を読んだのは学部一年の後期だったのですが、今思うと法学部入学前に読んでいれば、もっと楽しく法律を学べたのではと後悔しています。
これから法律を学習するという方には、ぜひ読んでもらいたい本です。法学とはどのような学問なのか、法律はどのように勉強したらいいのかが分かり、きっと法律の学習が楽しくなると思います。
伊藤真と言えば憲法、刑法、民法といった各種の法律の分かりやすい入門書で有名な人だ。しかし今まであったのはそういった「○○法入門」だけで「法学」そのもの、「法」そのものの入門本はなかった。私にはこれは少しく意外な事だった。図書館で初めて本書を見つけて読んでみた。とても分かりやすく読みやすく、法とは何なのか、法と道徳の関係、法の歴史、法の学び方、法的思考とは何か、法と正義、法の種類、法の目的、法の解釈、裁判制度、法律文書の書き方…など根本的で哲学的な事を含めた興味深い法の話が沢山なされていて、さらに著者独自の立場も見えてそれがまた面白い。こんな良い本はそれこそ沢山の「○○法入門」を読む前に最初の一冊として読んでおきたかった。何故今まで目に入らなかったのだろう。そう考えて出版年を見てみるとなんとこれは去年(2010年)にやっと初めて出版されたものだったのだ。今後法学を学ぶ人達は最初の一冊目に本書を使う事ができる。それは幸福な事だと思う。