サラダ好きのシェフが考えた サラダ好きのための131のサラダ の感想

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　宇都宮のオトワレストランの
音羽和紀氏によるこちらのレシピはずばり、使えます。

プロが書いたレシピ本、とくにサラダやソースなどについてかかれたものは、
やたら料理工程が複雑だったり、特殊な道具や、ほんの隠し味のためにレアな食材が必要だったり
肉や魚がメインでサラダは付け合せ程度だったり、とか
必要なのが都心の高級スーパーでしか扱ってないような野菜や果物ばかりだったり、とか

結局、美しい写真集としてながめるだけ、あるいはイメージを刺激してもらうだけの、
本棚の肥やしになり勝ちで
実用性には欠けるものがほんとに多いと思いますが・・・

全国どこのスーパーにもありそうな
、身近な旬の食材や使い慣れた調味料の組み合わせで、
ほんとにおいしいサラダがつくれるんです。
キャベツ、きのこ、それにイモ類のレシピが充実していますね。
調味料類も誰でも簡単に入手可能な、身近なものがほとんどです。

最近は有機農法を越えた自然農法の野菜など、
それ自体がエネルギーにとんだおいしい野菜が手に入るようになり、
買ったはいいが、いつもおなじ料理法では飽きてしまう・・・そんなときにこの本を手に取りました。
図書館で借りてじっくり検討して、購入を決定。
『野菜塾』と並んで、今一番出番の多いレシピ本となりました。
価格は高めですが、写真も紙質もいいので、長く付き合うことを考えると妥当かなと納得しています。