Smiling Sushi Roll (スマイリング スシ ロール) たまちゃんのにっこり寿司 の感想

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新しい創作巻き寿司表現ということで購入しました。著者の才能が伝わる面白い作品だと思います。

しかし、「寿司」「食」に強い関心を持って購入した私としては、男性器・女性器とわかる創作表現があるのならその旨をAmazonの「商品の説明」欄に記述していて欲しかったです。「エロティックな」という記述だけでは推測しかね、いざ届いたものを拝見しましたが「もう見たくない」というのが感想です。

購入するご本人、またはプレゼントしようとしている相手様が下ネタに理解がある人／ユーモアを理解出来る人でしたらお薦めしますが、「寿司でそこまでする必要がある？」と思わせる露骨な性的表現を不快と感じそうでしたら、購入前に気をつけてください。

冒頭でも書きましたが面白い著書ですし、他の創作表現は素晴らしいものです。

表紙の、お寿司でできたムンクの「叫び」に惹かれて購入しました。
ページをめくるたびにバラエティに富んだいろんな巻き寿司が出て来て、
「すっごーい！！！」と思わず声をあげながら、じっくり眺めています。

誰もが知ってる有名な絵画や、日本らしいもの、アダルティなエロスのコーナー（袋とじの仕掛けが・・・）、
風刺画のようにブラック・ジョークが効いたものもあって、たのしく読めます。

作者のプロフィールを見ると、イラストレーターとして活躍されている方なのだとか。
お寿司をつくる具材を使って、こんなに自由な表現ができるなんて・・・驚きです。
これは真似したくても、なかなか真似できませんね・・・。
ムンクのお寿司のレシピが付いているので、いつかわたしもチャレンジしてみます。
（お弁当とかパーティーのときにつくったら、盛り上がりそう！）

どの作品も手描きのイラストのように絵ごころがあって、愛着がもてます。
名刺交換するサラリーマンがとくに可愛くってお気に入りです！
お寿司に合わせたデザインにも工夫があって素敵。
発想豊かなにっこり寿司、見ているとじわ、じわと創作意欲が湧いてきますね~。
英語も付いているので、海外の友達に（sushi好きの日本通の方とか！）プレゼントしたら喜ばれそう。
おすすめの一冊です！