人魚姫 の感想
参照データ
タイトル | 人魚姫 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | アンデルセン |
販売元 | リトル・モア |
JANコード | 9784898152126 |
カテゴリ | ジャンル別 » 絵本・児童書 » 読み物 » 童話・文学 |
購入者の感想
人魚姫といえば、知らないひとはいないくらい有名な作品。
子どもの頃に童話として読んだ方が多いと思いますが、この作品は
大人になって再び読んでみると、違った感じを受けると思います。
悲しみ、憧れ、苦しみ、やさしさ、もどかしさ、叶わぬ想い…
話しの中でたどる人魚姫の心の動きひとつひとつが、自分自身の人生で
直面した様々なシーンとオーバーラップしてきました。
大人として読んで、最も切実に感じた事。それは
何かを獲得するには何かを犠牲にしなければならない ということだ。
ナイフを手にした人魚姫の最後の決断。現代の女性は共感できないひとも
少なくないかもね… しかし、それもまた良しと思います。
本書を特別なものにしているのは、清川さんによる物語に添えられた絵の美しさ。
前作「幸せな王子」でも魅せてくれた、糸や布やビーズから魔法のように紡ぎだす
芸術的画面は一見の価値あり。ぜひご覧いただきたい。華やかな海底での舞踏会から、
不気味な魔女の森へと移るシーンは見どころです。
そんなわけで、今、人魚姫をよむならこの作品しかありません。
子どもの頃に童話として読んだ方が多いと思いますが、この作品は
大人になって再び読んでみると、違った感じを受けると思います。
悲しみ、憧れ、苦しみ、やさしさ、もどかしさ、叶わぬ想い…
話しの中でたどる人魚姫の心の動きひとつひとつが、自分自身の人生で
直面した様々なシーンとオーバーラップしてきました。
大人として読んで、最も切実に感じた事。それは
何かを獲得するには何かを犠牲にしなければならない ということだ。
ナイフを手にした人魚姫の最後の決断。現代の女性は共感できないひとも
少なくないかもね… しかし、それもまた良しと思います。
本書を特別なものにしているのは、清川さんによる物語に添えられた絵の美しさ。
前作「幸せな王子」でも魅せてくれた、糸や布やビーズから魔法のように紡ぎだす
芸術的画面は一見の価値あり。ぜひご覧いただきたい。華やかな海底での舞踏会から、
不気味な魔女の森へと移るシーンは見どころです。
そんなわけで、今、人魚姫をよむならこの作品しかありません。