史上最強の投資家 バフェットの財務諸表を読む力 大不況でも投資で勝ち抜く58のルール の感想

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参照データ

タイトル史上最強の投資家 バフェットの財務諸表を読む力 大不況でも投資で勝ち抜く58のルール
発売日販売日未定
製作者メアリー・バフェット
販売元徳間書店
JANコード9784198627058
カテゴリ » ジャンル別 » 投資・金融・会社経営 » 株式投資・投資信託

購入者の感想

本書は財務諸表を読むときのポイントを、主にバークシャー傘下企業の特徴を引きあいに解説したものである。内容はわかりやすいが、すでにバフェットの「株主への手紙」を読んでいる人にも役立つような洞察はとくにない。文章表現などの点から見ても、『バフェットの銘柄選択術』より作りが粗雑になってきている気がする。

著者はここ10年ほどで、バフェットの名を冠した本を何冊も書いている。略歴では、「義理の娘」としてバフェットの間近で投資を学んだように書かれている。共著者は「バフェット家と長年の友人」でポートフォリオ・マネジャーとある。ひと通り英語圏のサイトを検索してみる限り、著者たちの投資家としての経歴、とくに「バークシャーの仕事やバフェットの投資業務に携わった経験があるのか」、「バフェット本人から投資の手ほどきを直接受けたのか」という点については、著者自身のサイトを含め、はっきりとした記述が見あたらない。

5年以上かけ250人に取材したというアリス・シュローダーの『スノー・ボール ウォーレン・バフェット伝(上・下)』にも、著者への言及はほとんどない。バフェットの次男(音楽家)が、メアリー・ルロなる女性を妻としたが後に厄介な離婚訴訟に至ったとある。彼女には連れ娘がいてバフェット家の養女になるも、バフェット自身は遺産の分配を拒否して物議を醸したようである。そのさいバフェットは手紙で「きみの母親がいかなる点でも私の義理の娘ではないように、その子供たちが私の孫ではないのもはっきりした事実だ」(原著p.835)と書き送っている。ほぼこれだけである。

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