セラフィム 2億6661万3336の翼(リュウコミックス) [コミック] の感想
参照データ
タイトル | セラフィム 2億6661万3336の翼(リュウコミックス) [コミック] |
発売日 | 2010-12-13 |
製作者 | 押井 守 |
販売元 | 徳間書店 |
JANコード | 9784199502231 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
押井守・今敏両氏の合作であるこの作品ですが、
今氏のサイトによると、どうやら途中から色々あって今氏の主導で話を進められたようですね。(笑)
残念ながら未完となっていますが、思った以上にキリの良い所で終わってくれていますし、
その辺はあまり気にせず、存分に楽しめる内容だと思います。
逆にむしろその描かれなかった部分も余白となって、こちらの想像力を刺激して来さえするような。
展開的にも前半部分は、押井氏らしい少々衒学的な説明が多いですが、
途中からは、今氏主導の割とエンタメ色の強い展開になって行き、
前半部分の緻密で骨太な設定が伏線となって、それが回収されていく様は非常に小気味良いです。
作画に関しても、今氏のその正確で精巧なデッサン力に唸らされます。
自分は今氏の漫画家としての活動を存じ上げていなかったので、
「この人こんなに絵が上手かったのか!」と。
確かに、最後まで描かれなかったことは残念ではありますが、
読み終わった後もまだ物語が続いている感覚が確かに胸に残り、
今氏の残思が永遠にそこに漂っている気さえします。
少し大げさな言い方になったかもしれませんが、
どうか興味のある方はぜひぜひご一読を!
どっぷり近未来SFの世界に浸れますよ!
今氏のサイトによると、どうやら途中から色々あって今氏の主導で話を進められたようですね。(笑)
残念ながら未完となっていますが、思った以上にキリの良い所で終わってくれていますし、
その辺はあまり気にせず、存分に楽しめる内容だと思います。
逆にむしろその描かれなかった部分も余白となって、こちらの想像力を刺激して来さえするような。
展開的にも前半部分は、押井氏らしい少々衒学的な説明が多いですが、
途中からは、今氏主導の割とエンタメ色の強い展開になって行き、
前半部分の緻密で骨太な設定が伏線となって、それが回収されていく様は非常に小気味良いです。
作画に関しても、今氏のその正確で精巧なデッサン力に唸らされます。
自分は今氏の漫画家としての活動を存じ上げていなかったので、
「この人こんなに絵が上手かったのか!」と。
確かに、最後まで描かれなかったことは残念ではありますが、
読み終わった後もまだ物語が続いている感覚が確かに胸に残り、
今氏の残思が永遠にそこに漂っている気さえします。
少し大げさな言い方になったかもしれませんが、
どうか興味のある方はぜひぜひご一読を!
どっぷり近未来SFの世界に浸れますよ!