世界悪女物語 (河出文庫 121B) の感想
参照データ
タイトル | 世界悪女物語 (河出文庫 121B) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 澁澤 龍彦 |
販売元 | 河出書房新社 |
JANコード | 9784309400402 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » 日本文学 |
購入者の感想
これは澁澤龍彦の独断と偏見によって選ばれた、彼の好きな「悪女」について取り上げられて本です。
中には残虐なまでのエゴイスト振りを発揮した女や、デモーニッシュなものに身を焦がしていった女、生一本で生きていった一途な女などなどいろいろな「悪女」が出てきます。
恐らく澁澤にとってこれらの「悪女」は悪女なのではなく、彼が愛した、いや愛すべき「悪女」たちなのでしょう。
どれもこれもが男の私には到底真似できないダイナミックな女らしさを発揮していて、ここに真の女らしさらしきものが感じ取れるような気がします。
中には残虐なまでのエゴイスト振りを発揮した女や、デモーニッシュなものに身を焦がしていった女、生一本で生きていった一途な女などなどいろいろな「悪女」が出てきます。
恐らく澁澤にとってこれらの「悪女」は悪女なのではなく、彼が愛した、いや愛すべき「悪女」たちなのでしょう。
どれもこれもが男の私には到底真似できないダイナミックな女らしさを発揮していて、ここに真の女らしさらしきものが感じ取れるような気がします。