父を焼く――上野英信と筑豊 の感想
参照データ
タイトル | 父を焼く――上野英信と筑豊 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 上野 朱 |
販売元 | 岩波書店 |
JANコード | 9784000238649 |
カテゴリ | 文学・評論 » エッセー・随筆 » 著者別 » あ行の著者 |
購入者の感想
同じ時代を同じ場所で生きたものとして、興味深く読ませていただきました。上野(英信)さん、上野さんと父母の会話によく登場していたので、なんだか身近に感じておりました。そのような方の存在で、炭鉱が語り継がれていくのは本当にありがたいです。しかし本来は雲の上の方だったんだと、本書を持って理解できました。今も私の両親は存命、穴しか知らぬ地底人夫婦は認知症も加わり、さらにパワーアップし時代の隅でうごめいています。同年でも早くに親を亡くされた著者の親を懐かしむ気持ちが、少しだけ羨ましいです。