あなたは、今の仕事をするためだけに生まれてきたのですか ―48歳からはじめるセカンドキャリア読本 の感想
参照データ
タイトル | あなたは、今の仕事をするためだけに生まれてきたのですか ―48歳からはじめるセカンドキャリア読本 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 伊藤 真 |
販売元 | 日本経済新聞出版社 |
JANコード | 9784532319991 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 倫理学入門 |
購入者の感想
副題として「48歳からはじめるセカンドキャリア読本」とあります。僕は今42歳ですが、この時期に読んでおいてよかったと思います。
とても良いことが沢山書いてある本です。例えば、
「長い人生のなかで、数年遅れたくらいで嘆く必要などありません。その分、長く生きればいいだけの話です」
「いつ行動を始めるかなど、人生の幸福を追求するうえではまったく関係ありません。自分にとって、一番必要な時期にスタートを切ればいいのです」
とありました。
確かにその通りだと思います。
それでもやはり早い時期にセカンドキャリアという考えに気が付き、そのことを早い時期に意識し始めることができるのは良いことかと思います。
副題に「48歳から」、とありますが、50歳前後になって必要に迫られてから動き出すのと、早い時期から準備しておくのでは心のゆとりが違うのではないでしょうか。
先日、早期希望退職を受け入れて転職をした業界の先輩に偶然会いました。彼はいま53歳です。「50歳を過ぎたら本当に仕事はないぞ」と言っていました。
50歳を過ぎたら仕事がない、とは僕は思いませんが、彼は「この業界では」というくくりで言っていたようです。確かに今僕がいるこの業界、この業種で仕事を探したら50歳を過ぎたら仕事がないことくらいは言われなくても十分想像ができます。
ですからセカンドキャリアを考える必要があると思っており、この本を手にしたのもその意識があったからです。
その時になってから考えたのでは手遅れになることもある、と僕は考えます。
定年が延長され再雇用制度を採用している企業もあるようですが、再雇用後の収入は激減することが本書に詳しく書かれています。
それを選択することも一つの生き方かもしれませんが、
「45歳で『この会社ではもう学びつくしました』と卒業し、自分の力や経験を活かして中小企業やベンチャー企業の成長に貢献する。そこで65歳まで現役として働き、「今後の10年間は、また違う人生を歩」む、例えばこういういう生き方があることを提示しています。
とても良いことが沢山書いてある本です。例えば、
「長い人生のなかで、数年遅れたくらいで嘆く必要などありません。その分、長く生きればいいだけの話です」
「いつ行動を始めるかなど、人生の幸福を追求するうえではまったく関係ありません。自分にとって、一番必要な時期にスタートを切ればいいのです」
とありました。
確かにその通りだと思います。
それでもやはり早い時期にセカンドキャリアという考えに気が付き、そのことを早い時期に意識し始めることができるのは良いことかと思います。
副題に「48歳から」、とありますが、50歳前後になって必要に迫られてから動き出すのと、早い時期から準備しておくのでは心のゆとりが違うのではないでしょうか。
先日、早期希望退職を受け入れて転職をした業界の先輩に偶然会いました。彼はいま53歳です。「50歳を過ぎたら本当に仕事はないぞ」と言っていました。
50歳を過ぎたら仕事がない、とは僕は思いませんが、彼は「この業界では」というくくりで言っていたようです。確かに今僕がいるこの業界、この業種で仕事を探したら50歳を過ぎたら仕事がないことくらいは言われなくても十分想像ができます。
ですからセカンドキャリアを考える必要があると思っており、この本を手にしたのもその意識があったからです。
その時になってから考えたのでは手遅れになることもある、と僕は考えます。
定年が延長され再雇用制度を採用している企業もあるようですが、再雇用後の収入は激減することが本書に詳しく書かれています。
それを選択することも一つの生き方かもしれませんが、
「45歳で『この会社ではもう学びつくしました』と卒業し、自分の力や経験を活かして中小企業やベンチャー企業の成長に貢献する。そこで65歳まで現役として働き、「今後の10年間は、また違う人生を歩」む、例えばこういういう生き方があることを提示しています。