英語喉 50のメソッド(CD付) の感想
参照データ
タイトル | 英語喉 50のメソッド(CD付) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 上川 一秋/ジーナ・ジョージ |
販売元 | 三修社 |
JANコード | 9784384054620 |
カテゴリ | ジャンル別 » 語学・辞事典・年鑑 » 英語 » リスニング |
購入者の感想
喉発音と3ビートのリズム。おそらくこの本に書かれていることは全て正しいと思われます。今まで誰も気づかなかったという点で革命と言っていいでしょう。TalkやThoughtの発音解説などは、さすがにそれはないだろう…と最初は思いましたが実際にちゃんと喉発音ができれば納得できます。あくびエリアやげっぷエリア、ルート音など筆者独自の用語がわかりにくくちょっと戸惑いますが、好意的にわかろうと努力すると言いたいことは見えてきます。ただあくびポップだけはいまいちわかりませんが。
英語学習する全ての方が喉発音の練習をすればいいとは思うのですが、この本の価値と信憑性を著しく下げている要因がいくつかあります。
一つは著者のもの言いです。喉発音(というよりこの本に書いてあること)が絶対でそれ以外は間違いというのは、それはその通りかもしれませんが、違う方法で今まで真剣に取り組んで来た方々へのリスペクトが皆無なのです。筆者からすれば「あんたたちが間違った方法を普及させてきたから今の日本の英語はダメなんだ」ということでしょうが、それでも社会に受け入れられるには歩み寄りの姿勢が必要だと思います。
あと、筆者は喉発音を強調したいゆえに口発音を全否定していますが本の中にも書かれている通り(LやTなど)当然発音に口の動きは必要です(そういう意味では喉発音というより喉発声に近いかも)。喉の響きのみに集中すると微妙な子音は聞き取れません。
二つ目は喉発音を身につけても爆発的にリスニングは上達しないということです(筆者の信奉者は上達したのでしょうが)。少なくとも私にはそういう劇的な変化はありませんでした。上達のスピードは上がったかもしれませんが筆者とその信奉者が声高に言うようには上達しませんでした。過度にブレイクスルーを期待するとがっかり感が強く、ひいては反発につながるかもしれません。
英語学習する全ての方が喉発音の練習をすればいいとは思うのですが、この本の価値と信憑性を著しく下げている要因がいくつかあります。
一つは著者のもの言いです。喉発音(というよりこの本に書いてあること)が絶対でそれ以外は間違いというのは、それはその通りかもしれませんが、違う方法で今まで真剣に取り組んで来た方々へのリスペクトが皆無なのです。筆者からすれば「あんたたちが間違った方法を普及させてきたから今の日本の英語はダメなんだ」ということでしょうが、それでも社会に受け入れられるには歩み寄りの姿勢が必要だと思います。
あと、筆者は喉発音を強調したいゆえに口発音を全否定していますが本の中にも書かれている通り(LやTなど)当然発音に口の動きは必要です(そういう意味では喉発音というより喉発声に近いかも)。喉の響きのみに集中すると微妙な子音は聞き取れません。
二つ目は喉発音を身につけても爆発的にリスニングは上達しないということです(筆者の信奉者は上達したのでしょうが)。少なくとも私にはそういう劇的な変化はありませんでした。上達のスピードは上がったかもしれませんが筆者とその信奉者が声高に言うようには上達しませんでした。過度にブレイクスルーを期待するとがっかり感が強く、ひいては反発につながるかもしれません。