新アジア地政学 (プロジェクトシンジケート叢書3) の感想
参照データ
タイトル | 新アジア地政学 (プロジェクトシンジケート叢書3) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | イアン・ブレマー |
販売元 | 土曜社 |
JANコード | 9784990558789 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 社会・政治 » 外交・国際関係 |
購入者の感想
失敗した。ジョセフ・ナイの名前が出ており、アジアの地政学を論じたものであるという触れ込みなので買ったところ、実にお粗末な内容。まず、紙質のとても悪い本であるために持った感触からして軽い。いやな予感がしてページを開けて的中。新書より1センチ強大きいだけのサイズに、たった139ページ。しかもすかすかの文字量。1時間もあれば読んでしまう。なのに1700円はあまりに高すぎる。
またしてもという感じ。最近実にこの手(内容よりもビッグネームのタイトルで誘って買わせる)の本が多い。書かれている内容も新聞記事を読めばわかるようなことばかりで(というよりも記事のほうが正確)、いかにもの粗製乱造という印象。ちょうどシリアへの軍事介入で現在(2013/09/02)アメリカは下院への根回しに躍起だが、オバマ政権の長官交代に関しては、ヘーゲル、ケリーという軍事介入に極めて懐疑的人物を迎えることになると書いてある(p.21)。今介入の先頭を走っているのは両名であるが、その事実はどう説明するのか。
これだけの薄さに訳者が5人!しかも自ら認めているように全員アマチュア。実験的な本という意味合いはなんとなくわかるような気もするが、であれば少なくとももう少し価格設定を下げるべき。
またしてもという感じ。最近実にこの手(内容よりもビッグネームのタイトルで誘って買わせる)の本が多い。書かれている内容も新聞記事を読めばわかるようなことばかりで(というよりも記事のほうが正確)、いかにもの粗製乱造という印象。ちょうどシリアへの軍事介入で現在(2013/09/02)アメリカは下院への根回しに躍起だが、オバマ政権の長官交代に関しては、ヘーゲル、ケリーという軍事介入に極めて懐疑的人物を迎えることになると書いてある(p.21)。今介入の先頭を走っているのは両名であるが、その事実はどう説明するのか。
これだけの薄さに訳者が5人!しかも自ら認めているように全員アマチュア。実験的な本という意味合いはなんとなくわかるような気もするが、であれば少なくとももう少し価格設定を下げるべき。