新編 悪魔の辞典 (岩波文庫) の感想

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参照データ

タイトル新編 悪魔の辞典 (岩波文庫)
発売日販売日未定
製作者アンブローズ ビアス
販売元岩波書店
JANコード9784003231227
カテゴリ文学・評論 » エッセー・随筆 » 名言・箴言 » 英米文学

購入者の感想

サラッと読んでしまえば読めないこともないが、一つ一つの言葉の意味を考えていくと作者の意図や、わが身を振り返って当てはめてみたりと読破までにかなりの時間を要する。皮肉とも警鐘とも内面の告発とも取れて面白い。97年の初版から20刷を経てきた意味がわかる。

「変!!」なことや、「イケナイこと」、「おかしなこと」には目のない私。これは早く読まねばと、以前から読もう読もうと思っていた本書についに手をだしました。
アルファベット順では、「abandon」(見捨てる)から始まっちゃいますが、本書はアイウエオ順です。ページを繰って間もなく現れたのが『アマゾン』。もちろん当アマゾンではありません。その説明はさておき、次が『アマチュア』。
そのまま引用しますと...。

「趣味を技量と思い誤り、おのれの野心をおのれの能力と混同している世間の厄介者。」

いい気になって、アマゾンに駄文レビュー書き散らすこと半年余り。思い上がったオノレの頭をガ〜ンとナグっていただきました(笑)。『技量』も『能力』もありません!ついでにわけのわからない『野心』も捨て、オノレをムナしゅうして世間(購買者)のために、『参考になる』レビューを書かせていただきます。
安野光雅さんのカバーデザインがとても素敵です...。

この本はまじめな人には
絶対に手をとってはいけない本でしょう。
辞典だと思って手に取ったら最後、
待ち受けるのは強烈な後悔と、
本を踏みにじりたくなる欲求です。

そのほかの稀有な方(?)には
この本はものすごくひねくれた人物が書いた
風刺効きすぎな本としてまた違った
視点で見られることでしょう。
ただ、それでも女性にはあまり薦められないのが難点ですね。

著者が男性ゆえに
ろくな描かれ方、されていませんもの。
(かというレビュアーの私も女性ではありますが…)

特筆してお勧めできるところはやはり
結婚関係ですね。
人生山あり、谷あり、ということを
この本で学べるので
甘いばっかりの生活、なんて夢を
打ち砕いてくれます。

序盤で言うとおり、
真面目一徹の人には
まあ薦めることはできません。0

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