アヤと過ごした夏 の感想

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タイトルアヤと過ごした夏
発売日2013-05-20
製作者婆雨まう
販売元婆雨まう
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購入者の感想

三股をかけていたビッチ主人公アヤが、結婚式直前に新郎の浮気が発覚すると、(自分のことは棚に上げ)逃走してリスカするというケータイ小説真っ青の展開だが、文章もケータイ小説風。もはやツッコミを入れること自体、野暮なのではないかと思ってしまう程、壮絶な文章が繰り広げられている。

三人称の地の文で「○○は〜って言った」といった舌足らずな表現が頻出し、小学生の作文を読んでいるのかと錯覚してしまうし、前後のつながりを無視した謎のトリビア披露(例えばタクシーで揉めたエピソードの次にいきなり「マンゴの実と石灰を口でくちゅくちゅかむチャモロ人は、みなラリっていて、目が血走っている」)等々、わけが分からない。
他にも突然はじまるグアムの好きなスポット・好きなものベスト11や、物語に関係ないゲイの一日紹介等、やりたい放題である。
自分で文章のチェックができないならば、知り合いに読んでもらった方が良いのではないか。

グアム、サイパンの景色や出来事の描写だけは作者の実体験が生きたのであろう、割とまともなのが唯一の救い。

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