パンツの面目ふんどしの沽券 (ちくま文庫) の感想

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参照データ

タイトルパンツの面目ふんどしの沽券 (ちくま文庫)
発売日販売日未定
製作者米原 万里
販売元筑摩書房
JANコード9784480424228
カテゴリ文学・評論 » エッセー・随筆 » 著者別 » や・ら・わ行の著者

購入者の感想

タイトルからすると抱腹絶倒のエッセイ集という感じがするのですが、実際は至って真面目な「下着史」です。
古今東西の様々な資料から、パンツがどうして生まれてきたかとか、様々な考察がなされて行きます。

もっとも、米原さんらしいユーモアに満ちた文章は、あちこちで思わず笑ってしまうところも沢山あります。
特に、ソ連の人達が排便の後、紙を使わない部分の検証の過程は、信じられないような事実であることもあって、驚きと笑いに終始します。

中盤以降は、キリストは腰に何をつけて十字架に賭けられたのか?とか、アダムとイヴの無花果の葉はどう留められていたか?に始まる「下着」の歴史、由来に至ると、米原さんのライフワークにしようという意気込みが伝わってくる熱のある文章になってきます。

それにしても、「下着」について、余りに知らないことだらけでした。

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筑摩書房から発売された米原 万里のパンツの面目ふんどしの沽券 (ちくま文庫)(JAN:9784480424228)の感想と評価
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