デビュタントは放蕩者に破滅させられる (マグノリアロマンス) の感想
参照データ
タイトル | デビュタントは放蕩者に破滅させられる (マグノリアロマンス) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | アマンダ・フォレスター |
販売元 | オークラ出版 |
JANコード | 9784775523698 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » 英米文学 |
購入者の感想
本書は、マーチフォード公爵と、ミスター・グラント、ソーントン伯爵の三名によるマリッジ・マートシリーズの第一作目になります。
今回の主役は、ジェントリ階級の放蕩者グラントと、田舎の朗らかな農場娘ジーニーですが、シリーズを通しての真の主役は、公爵と公爵未亡人のコンパニオン・ペネロピのようです。
1810年のロンドンを舞台に公爵の婚約者ルイーザの秘めた想いや、フランス諜報員の陰謀に巻き込まれたりしながら、グラントとジーニー、公爵とペネロピの話が同時進行で描かれていますので、頭が混乱しないように序盤は少し集中力が必要かもしれません(笑)。
グラントの誤解を招くような言葉と、ジーニーの天真爛漫で世間知らずの言動が事を複雑にしていくのに対し、公爵とペネロピの冷静さが対照的です。
シリーズの今後に寄せる読者の期待は、真の主役二人に対する好感度によって変わるような気がします。
今作に重苦しい展開は無く、色々と指摘したくなる気持ちを無視できれば(この点がマイナス★2つ)、Hotなシーンも1回だけですので、楽しく軽快にサクサク読めると思います(笑)。
今回の主役は、ジェントリ階級の放蕩者グラントと、田舎の朗らかな農場娘ジーニーですが、シリーズを通しての真の主役は、公爵と公爵未亡人のコンパニオン・ペネロピのようです。
1810年のロンドンを舞台に公爵の婚約者ルイーザの秘めた想いや、フランス諜報員の陰謀に巻き込まれたりしながら、グラントとジーニー、公爵とペネロピの話が同時進行で描かれていますので、頭が混乱しないように序盤は少し集中力が必要かもしれません(笑)。
グラントの誤解を招くような言葉と、ジーニーの天真爛漫で世間知らずの言動が事を複雑にしていくのに対し、公爵とペネロピの冷静さが対照的です。
シリーズの今後に寄せる読者の期待は、真の主役二人に対する好感度によって変わるような気がします。
今作に重苦しい展開は無く、色々と指摘したくなる気持ちを無視できれば(この点がマイナス★2つ)、Hotなシーンも1回だけですので、楽しく軽快にサクサク読めると思います(笑)。