籠の中の鳥のように (マグノリアロマンス) の感想
参照データ
タイトル | 籠の中の鳥のように (マグノリアロマンス) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ジュリアン・ドナルドソン |
販売元 | オークラ出版 |
JANコード | 9784775523605 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » 英米文学 |
購入者の感想
デビュー作『ありのままの自分で』が良かったので、二作目を読んでみました。
こちらもヒーロー・ヒロイン共に若く、ヒロインは17歳。
でも既に人生の悲哀を知り大人びたところもあるため、素直に共感できる人物。
そして17歳だからこその閉塞感があり、そこからなんとか自分の生きる道を探そうと
悩み、自力で頑張ろうとする姿は、けなげで切なさを感じます。
唯一の理解者は幼馴染の青年。
派手さはないけれど、二人が思いをつのらせていく様子がたまりません。
しかし彼とも距離をおかねばならない事情があり…
若い女性にとって条件のよい結婚だけが求められる時代、
ピュアな二人の苦しい状況がリアルに描かれ
前作よりも、しっかりした内容になっていると思います。
原作のタイトルである「ブラックムーア」という場所についても
かなり詳細な描写がされ、風の冷たさや潮の香が感じられるほど。
この土地への愛着が物語の味付けにもなっています。
こちらもヒーロー・ヒロイン共に若く、ヒロインは17歳。
でも既に人生の悲哀を知り大人びたところもあるため、素直に共感できる人物。
そして17歳だからこその閉塞感があり、そこからなんとか自分の生きる道を探そうと
悩み、自力で頑張ろうとする姿は、けなげで切なさを感じます。
唯一の理解者は幼馴染の青年。
派手さはないけれど、二人が思いをつのらせていく様子がたまりません。
しかし彼とも距離をおかねばならない事情があり…
若い女性にとって条件のよい結婚だけが求められる時代、
ピュアな二人の苦しい状況がリアルに描かれ
前作よりも、しっかりした内容になっていると思います。
原作のタイトルである「ブラックムーア」という場所についても
かなり詳細な描写がされ、風の冷たさや潮の香が感じられるほど。
この土地への愛着が物語の味付けにもなっています。