家庭用ゲーム機興亡史 の感想

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タイトル家庭用ゲーム機興亡史
発売日販売日未定
製作者前田尋之
販売元オークラ出版
JANコード9784775522431
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購入者の感想

・当時のパソコンは全部ゲームマシンなどと書いているが、表計算ソフトvisicalcは1979年発売、キャリーラボのワードプロセッサJETシリーズは1981年。また大ブームになったワードプロセッサ松は、1983年。なにをどうすれば、そのような乱暴な記事が書けるのか。
・信頼性が全くないアタリショック伝説を相変わらず使っている。
・ファミコンが発売当時から売れていないという大嘘を書いている。
・当時のゲーム用のハードウェアの構造を全く理解しておらず「ファミコンの影響を受けている」と軽々しく書く。
・マーク3の仕様を間違っている。
・PCエンジンの登場過程が間違っている。
・メガドライブのCPU周りを理解しておらず、適当なことしか書いていない。
・スーパーファミコンはROMによって速度が違うということや、CPUがかなり変わっていることを理解せず適当なことしか書いていない。

インターネットにある粗雑な資料だけをまとめ、実際の調査や取材が全く行われていないのは間違いなく、端から端まで間違いだらけの本で、資料的な価値としては全くない。
また、間違いだらけなので、間違った歴史や知識を無駄に頭に入れることになり、読むこともお勧めしない。

ハードの開発秘話や裏話などを期待して購入しましたが、
情報誌を定期購入する様な少し濃いめのゲームユーザーなら一般知識として持ち合わせているだろう情報が年代順に記事にしてあるだけで期待する内容ではありませんでした。
むしろこの程度の内容で1,500円オーバーという金額設定に驚きで店頭で目にしたらまず購入する事はなかったでしょう。
気軽にワンクリックで買えてしまう「Kindle版」の罠にはまってしまった自分に情けなさを感じていまいました。

 近年のレトロゲーム関連本によくある傾向ですが、これまでに出ている雑誌や書籍、番組、動画、ネット、Wikipediaなどを読んでいれば既に知っているようなことばかり、誰かが言ったような表現ばかりです。中立的といえば中立的なのでしょうが、それはWikipediaに任せておけば?と思ってしまう。
 この本のための取材、インタビュー、寄稿などはありません。
 筆者独自の情報や解析や目新しい見解も基本的にはないのですが、なぜかPCエンジンCD-ROM2用YS I・IIについてのみ信者みたいな高評価の記述があります。
 数値データもあまり載っていません。年ごとのハード出荷数、ソフトタイトル数、ソフト出荷数などの折れ線グラフぐらい作ってほしかった。
 また細かいことですが、ゲームやハイテク工業製品に関する本で縦書きという体裁は合わないのではないかと思う。西暦4桁の年数や、英数文字からなる長い型番、長いカタカナ語などの、一文字一文字がぜんぶ全角文字のサイズで書かれ、文字間がアキ過ぎでやたら読みづらい。縦書きでも石井明朝のような書体を詰め気味に使えば改善されるのかもしれませんが、とにかくこの本はカタカナ語の部分がかさばって、頭に入ってきにくかったです。
 全体的にWikipediaのダイジェスト版みたいな内容です。Wikipediaを読むのが面倒な人には良いかもしれません。

 徳間書店インターメディア → コナミ という職歴の著者が、任天堂からソニーへと
移り変わった主流、そこに絡むセガやハドソン、マイクロソフト……といった30年以上
に渡る日本の家庭用ゲーム機の移り変わりを解説。
ゲーム技術の進歩、各メーカーの戦略とその成否などなど古くからゲーム雑誌や関連
書籍を読んできた古参のゲーマーにとっては大体知っている話ではありますが、一冊の
まとまった歴史書としては有用と思われます。写真が少なく全部白黒とビジュアル面
では弱いので、「家庭用ゲーム機コンプリートガイド」と合わせて見ると良いでしょう。
各ゲーム機を発売順に紹介した「ガイド」が“点”ならば本書はその流れを示した“線”
であると言えます。
 概要として、以下に目次を転載します。

1/ファミコン登場前夜 群雄割拠の時代
   家庭用ゲーム機の始祖はテニスゲーム
    アタリVCSの登場とソフトメーカーの誕生
    続々と上陸する海外ゲーム機
    粗製乱造が恐慌を呼んだアタリショック
    当時のパソコンはゲーム機の代わりだった
     
2/社会現象を起こしたファミコン
   ファミコン−価格と性能のバランスに優れた歴史的名機
    セガマークIII−ファミコンを徹底的に意識したセガの刺客
    ファミコンをホビーパソコンに拡張、ファミリーベーシック
    手持ちのハードを拡張、ディスクシステム
    ファミコンビジネスの功罪
    第1次ゲーム機戦争、ファミコン vs セガマークIII

3/ポストファミコン争奪戦
   いかにアーケードゲームを忠実に移植するか
    ハドソンの野望、PCエンジン始動
    メガドライブ−セガ、サードパーティ戦略へ
    携帯ゲーム機の登場、ゲームボーイ
    遅れてきた巨人、スーパーファミコン
    ネオジオ−アーケードゲームをそのまま家庭へ

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