relight (初回仕様) の感想
参照データ
タイトル | relight (初回仕様) |
発売日 | 2011-09-21 |
アーティスト | androp |
販売元 | ワーナーミュージック・ジャパン |
JANコード | 4943674109777 |
Disc 1 : | Strobo Bell Train ShowWindow Bright Siren Tara - Reba Pray Flashback Noah Yurariri HoshiDenwa Relight |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » J-POP |
購入者の感想
androp初のフルアルバム。非常に1曲1曲濃い作りになっていて、捨て曲がない。輪郭は単なるグッドメロディ。だが、演奏が非常に複雑な楽曲が多く、軽い印象は与えない。一方でシンプルなギターロックもあって、安心感もある。変則的なリズムとグッドメロディが炸裂している点は前作同様である。成長が見える楽曲もいくつかある。また、言葉を大事にしつつも、そこに偏らないバンドだと僕は思っている。今のバランスが一番いい。これ以上、言葉に偏ると音楽として、成立しない気がする。
storoboで君という夢が捉えた一瞬に消えて、始まりのBellが鳴り響き、主人公が歩き始めるところからこのアルバムは始まる。
しかし、この主人公…あまりに人間臭くて弱いのである。しかも自分が大丈夫じゃない、弱いくせに他人を励まそうとする人間思いの人間だ。
5曲目Bright sirenでは「さよならまたね」と言い放つくせに、続く6曲目で「いつまでも君のそばにいたいよ」と彼は言う。挙句、Noahでは「サヨナラなんて言えないよ」と言ってしまう。その後も優柔不断な思いは続き、強く決心するものの、簡単に折れてしまう。ただ、最終曲Relightでは「倒れても 歩くように」と弱い声でなんとか決心を固めている。
人間とは結局脆いもので、それでも輝きながら、歩いていく。でも何度でも気持ちを切り替えて、Relight-つまり輝けるってこと。
そんな人間の弱さと強さをこのアルバムは肯定してくれる。
前半は怒涛のキラーチューンが続き、気持ちが高まってくる。後半おとなしい展開が続くのが僕は気になった。才能あるバンドだけに「もっとできたんじゃないか?」と思ってしまった。始まるために終わっていくような展開は美しいけど、そのまま終わってしまいそうな悲しい弱さが少々垣間見えてしまったので☆は4つにした(4.5点をできればつけたい)。
特に3〜5曲目の流れが素晴らしい。まず、Train-高速ビートで「泣いていい-悩んでいい-選んでいい-君が叶えていい」と君と僕の存在をすべて肯定する力強さが逸脱。続いて、ShowWindow-名曲Mirror Danceを思わせるダンサブルなナンバー。そして5曲目Bright
storoboで君という夢が捉えた一瞬に消えて、始まりのBellが鳴り響き、主人公が歩き始めるところからこのアルバムは始まる。
しかし、この主人公…あまりに人間臭くて弱いのである。しかも自分が大丈夫じゃない、弱いくせに他人を励まそうとする人間思いの人間だ。
5曲目Bright sirenでは「さよならまたね」と言い放つくせに、続く6曲目で「いつまでも君のそばにいたいよ」と彼は言う。挙句、Noahでは「サヨナラなんて言えないよ」と言ってしまう。その後も優柔不断な思いは続き、強く決心するものの、簡単に折れてしまう。ただ、最終曲Relightでは「倒れても 歩くように」と弱い声でなんとか決心を固めている。
人間とは結局脆いもので、それでも輝きながら、歩いていく。でも何度でも気持ちを切り替えて、Relight-つまり輝けるってこと。
そんな人間の弱さと強さをこのアルバムは肯定してくれる。
前半は怒涛のキラーチューンが続き、気持ちが高まってくる。後半おとなしい展開が続くのが僕は気になった。才能あるバンドだけに「もっとできたんじゃないか?」と思ってしまった。始まるために終わっていくような展開は美しいけど、そのまま終わってしまいそうな悲しい弱さが少々垣間見えてしまったので☆は4つにした(4.5点をできればつけたい)。
特に3〜5曲目の流れが素晴らしい。まず、Train-高速ビートで「泣いていい-悩んでいい-選んでいい-君が叶えていい」と君と僕の存在をすべて肯定する力強さが逸脱。続いて、ShowWindow-名曲Mirror Danceを思わせるダンサブルなナンバー。そして5曲目Bright