万葉集を知る事典 の感想
参照データ
タイトル | 万葉集を知る事典 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 尾崎 富義 |
販売元 | 東京堂出版 |
JANコード | 9784490105421 |
カテゴリ | 古典 » 日本の古典 » 古代・中世文学 » 万葉集 |
購入者の感想
本書をテキストに地元(四国の田園都市)で万葉講座を開いています。
初めはとっつきにくかったのですが、読み進めているいるうちに、内容の濃度の濃さに魅了され、飽きさせません。小見出しが付され、まとめ方がいいし、万葉の歌そのものが例歌として各ページに配され、必ず脚注に現代語訳が記されていますので、便利です。
先日「衣・食・住」(135〜153ページ)を2+2+2=6時間かけて講読しましたが、当時の生活実態の単なる社会科的知識ではなく、歌言葉を通して精神・内面にも及んで、万葉人のライフスタイルを垣間見ることができました。また続けて、季節の行事、万葉びとの生と死と読み進めたい気にさせてくれました。
「事典」とはいえ、調べる時の「摘読」だけではなく、講読として「通読」してもいいのではないでしょうか。たぶんそのように配慮し連続して読み進められる流れ・連関を大切に編まれているようです。専門的用語には注を付けて、読者の便が図られています。
初めはとっつきにくかったのですが、読み進めているいるうちに、内容の濃度の濃さに魅了され、飽きさせません。小見出しが付され、まとめ方がいいし、万葉の歌そのものが例歌として各ページに配され、必ず脚注に現代語訳が記されていますので、便利です。
先日「衣・食・住」(135〜153ページ)を2+2+2=6時間かけて講読しましたが、当時の生活実態の単なる社会科的知識ではなく、歌言葉を通して精神・内面にも及んで、万葉人のライフスタイルを垣間見ることができました。また続けて、季節の行事、万葉びとの生と死と読み進めたい気にさせてくれました。
「事典」とはいえ、調べる時の「摘読」だけではなく、講読として「通読」してもいいのではないでしょうか。たぶんそのように配慮し連続して読み進められる流れ・連関を大切に編まれているようです。専門的用語には注を付けて、読者の便が図られています。