男と女 (講談社文庫) の感想
参照データ
タイトル | 男と女 (講談社文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 渡辺 淳一 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784062735254 |
カテゴリ | 文学・評論 » エッセー・随筆 » 名言・箴言 » 日本文学 |
購入者の感想
男と女が何故分かり合えないかを、故事の引用を含め著者なりに論じたもの。しかし、結局は"性とエロス"の世界に行くのである。
こうした本を書く場合、「男と女」の問題を論じる以前に、まず人と人とは真に理解し合えるか否かという哲学的考察が必要であろう。「男と女」はすれ違っているかもしれないが、例えば男同士でもすれ違っているのである。すぐさま「男と女」を対立軸にして考え、著者の得意な"性とエロス"の世界に持っていく展開はウンザリである。
年輪を重ねるに連れ、"性とエロス"の世界にのめり込んで行く著者。誰かストップを掛ける人はいないのだろうか。0
こうした本を書く場合、「男と女」の問題を論じる以前に、まず人と人とは真に理解し合えるか否かという哲学的考察が必要であろう。「男と女」はすれ違っているかもしれないが、例えば男同士でもすれ違っているのである。すぐさま「男と女」を対立軸にして考え、著者の得意な"性とエロス"の世界に持っていく展開はウンザリである。
年輪を重ねるに連れ、"性とエロス"の世界にのめり込んで行く著者。誰かストップを掛ける人はいないのだろうか。0