新 大前研一レポート の感想

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参照データ

タイトル新 大前研一レポート
発売日販売日未定
製作者大前 研一
販売元講談社
JANコード9784062061926
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門

購入者の感想

実質、官僚支配によって、どうしようもないところまで追いやられることになる日本の姿を大前研一氏は20年前に見抜いていた。日本の政治は、システムそのものに問題があり、結果、悪質な政治家が横行する。まったくの勉強不足な政治家が多く、そのため、官僚にいいように扱われている。これでは、議員は国民の代議員としての役割を永久に果たせない。議員が世襲化し、地盤、看板、かばんを親から踏襲し、後援会丸抱えでは、立法府という国権の最高機関にふさわしいとはいえなくなっている。今の首相も二世議員であるが、資質に問題ありと誰もが思っている。そうした候補者が組織票でいとも簡単に当選してしまうということに問題がある。有権者が投票しないということにも問題があるが、適正の人物を候補者とするようにハードルを設ける必要がある。そういうハードルがないと、素養も教養もなく、政治家を職業として世襲している、世間で働いた経験もないような人が平気で立候補してしまう。これが実施されれば国民の意識もずいぶんと違ってくると思う。それから、多選禁止のハードルもつける必要がある、20年以上も議員活動して何をやっているのか、さっぱりわからない人が多すぎる。国会議員なのに地元の利益誘導しか頭にない人など国会議員ではない。地方の首長選挙同様に3選禁止を国会議員にもあてはめるべきであろう。真の国会議員は、一院制にして定数を251名くらいに半減させ、大選挙区制にして、一票の格差をなくさないと、ふさわしい人が出てこないと思う。官僚中心から国会議員中心に移行させるには必須の政策である。大前氏は6億円もの金を自腹をきって政治の世界に奉仕の精神で(東京都知事選、参院選)挑戦したが、日本の既存政党前提のマスコミ、汚い政治家による権謀術数によって敗れてしまった。日本を国民にとっていい国をつくろうとする平成維新の考え方、政策、立法化、道州制を中心にまとめられちるこの本は、今、読んでみると、今の日本が崩壊にきていることがわかる。同時に大前氏が政治の世界に活躍できなかったことを大変残念に思う。しかし、日本が復活するための処方箋はこの本に書かれている(今、読み返しても驚嘆するばかりである)。有権者のひとりとしてこの志を引き継いで、子供たちに少しでも正の遺産を残していきたい。道州制のみならず、外交基本法と被選挙人に対するハードルを設けることで、政治家の質を

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