「モンスター食品」が世界を食いつくす! 遺伝子組み換えテクノロジーがもたらす悪夢 の感想

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タイトル「モンスター食品」が世界を食いつくす! 遺伝子組み換えテクノロジーがもたらす悪夢
発売日販売日未定
製作者船瀬俊介
販売元イースト・プレス
JANコード9784781609539
カテゴリ » ジャンル別 » 社会・政治 » 環境・エコロジー

購入者の感想

モンサントの遺伝子組み換え食品の恐ろしさについて非常に分かりやすく説明している。感想は「恐ろしい」の一言だ。

メーカーであるモンサントや規制する側であるFDAなどは「品種改良と変わらないから安全だ」と言って充分な安全確認を行なわないが、中立な立場の研究機関が行なった試験ではマウスに巨大なガン腫瘍を作った世界で最も多く販売されている遺伝子組み換えトウモロコシ。モンサント社の除草剤「ラウンドアップ」に耐性を持ち、虫を殺す毒を自ら作り出す。極めてまずい代物なので、主に家畜の飼料や燃料に利用される。日本にも飼料として大量に輸入されている。
2代目の種子が自殺するようにした「ターミネーター種子」、「発芽ブロック解除剤」とセットで使わないと発芽しない「トレーター種子」などの技術を使って、世界の食料を支配することが彼らの狙いである。

この恐怖のシナリオに大きな役割を果たしているのが「特許」である。1980年、「生命体に特許権は認められない」という国際特許法の規定を無視してアメリカの最高裁で下された、GE社の微生物特許に対する「合法」の判決。これが「生物特許」という新しい利権に道を拓いてしまった。

味がまずくて市場から消えた「腐らないトマト」、サソリの遺伝子を組み込んだキャベツ、2倍の速さで成長するサケ、羽根のないニワトリ、人の母乳を出す牛、光る魚・猫・豚、乳から蜘蛛の糸を出すヤギなど、種を越えた遺伝子交配が次から次へと行なわれている。これによって社会に与える負の影響は現時点では全く不明である。にも関わらず、ロックフェラー財閥傘下のモンサントなどの巨大企業の支配下にあるアメリカでは遺伝子組み換え作物の栽培や販売が凄まじい勢いで進んでいる。
遺伝子組み換え作物のその他の恐ろしい影響については本書を読んでぜひ知って欲しい。

最後に希望の灯が見える話があった。モンサントの世界食料支配に陰りが見えているというのだ。

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イースト・プレスから発売された船瀬俊介の「モンスター食品」が世界を食いつくす! 遺伝子組み換えテクノロジーがもたらす悪夢(JAN:9784781609539)の感想と評価
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