ニューヨークの魔法をさがして (文春文庫) の感想
参照データ
タイトル | ニューヨークの魔法をさがして (文春文庫) |
発売日 | 2015-05-08 |
製作者 | 岡田 光世 |
販売元 | 文藝春秋 |
JANコード | 9784167903749 |
カテゴリ | 文学・評論 » エッセー・随筆 » 著者別 » あ行の著者 |
購入者の感想
シリーズの第5弾まですべて読んでいたので、第6弾の発売を楽しみに待っていた!
ニマッと笑ったかと思うと、次には胸に迫るお話だったり、NYを舞台に著者が体験した様々な人間ドラマがいっぱいに詰まったエッセイ集です。
3~10ページで完結する心がほっこりする話が、出会いのシーン別に6章で構成されています。
どこから読んでも良いし、読み返す楽しみもあり、性別年齢に関係なく、読後の充実感がこれ程味わえる本は稀と思う。座右に置きたい一冊です。
ニマッと笑ったかと思うと、次には胸に迫るお話だったり、NYを舞台に著者が体験した様々な人間ドラマがいっぱいに詰まったエッセイ集です。
3~10ページで完結する心がほっこりする話が、出会いのシーン別に6章で構成されています。
どこから読んでも良いし、読み返す楽しみもあり、性別年齢に関係なく、読後の充実感がこれ程味わえる本は稀と思う。座右に置きたい一冊です。
ニューヨーク(での人と人の触れあい)を題材にしたハートウォーミング・エッセイ第6弾。著者自身による写真も文章と合っている。
「東日本大震災の日、私はニューヨークにいた。日本人と知ると、バスの中で、道端で、見知らぬ人が何も言わずに私を抱きしめ、手を握った(pp.235-236)」というような文を読むと、「アメリカ人(というかニューヨーカーと言うべきか)は素敵だなぁ」と思うと同時に、堤未果などの著書で紹介されるアメリカ社会のダークサイドとのあまりの落差に頭がクラクラしてくる。
文章中の英語が1編につき1フレーズつづつ紹介されているのもオシャレである。こちらで気に入ったのは(ニューヨークで見知らぬ人と親しくなるために必要なこととしてある女性が言ったという You have to be proactive. かな。
「東日本大震災の日、私はニューヨークにいた。日本人と知ると、バスの中で、道端で、見知らぬ人が何も言わずに私を抱きしめ、手を握った(pp.235-236)」というような文を読むと、「アメリカ人(というかニューヨーカーと言うべきか)は素敵だなぁ」と思うと同時に、堤未果などの著書で紹介されるアメリカ社会のダークサイドとのあまりの落差に頭がクラクラしてくる。
文章中の英語が1編につき1フレーズつづつ紹介されているのもオシャレである。こちらで気に入ったのは(ニューヨークで見知らぬ人と親しくなるために必要なこととしてある女性が言ったという You have to be proactive. かな。