ボーン・コレクター(上) リンカーン・ライム の感想
参照データ
タイトル | ボーン・コレクター(上) リンカーン・ライム |
発売日 | 2012-12-21 |
製作者 | ジェフリー・ディーヴァー |
販売元 | 文藝春秋 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » 英米文学 |
購入者の感想
「ジェットコースター・スリラー」という腰巻きの惹句であるが、あたっている。次から次へと繰り広げられる、連続殺人魔の犯行と、天才犯罪科学者リンカーン・ライムの推理の、息をもつかせぬ連続ワザ。
ちょっと、リンカーンが超人的過ぎるのと、犯人の動機とWhy?に弱いものがあるが、久しぶりに、時間を忘れて読みふける読書の快感を味あわせてくれた。また、鑑識技術やニューヨークの歴史についての、著者の知識の深さには脱帽。こういう蘊蓄てんこ盛り小説につきものの、あざとさや、まだるっこしさが感じられないのも、著者(翻訳者?)の力か。
思わず映画のDVDを借りて見てしまったが、うーむ、原作をフリーズドライにしたようなもの。映画だけをとれば、それなりのできばえなんですが、2時間に原作のたっぷりつまった中味を盛り込むのは無理だったようです。アメリア役のアンジェリーナ・ジョリーは可愛かったが。
ちょっと、リンカーンが超人的過ぎるのと、犯人の動機とWhy?に弱いものがあるが、久しぶりに、時間を忘れて読みふける読書の快感を味あわせてくれた。また、鑑識技術やニューヨークの歴史についての、著者の知識の深さには脱帽。こういう蘊蓄てんこ盛り小説につきものの、あざとさや、まだるっこしさが感じられないのも、著者(翻訳者?)の力か。
思わず映画のDVDを借りて見てしまったが、うーむ、原作をフリーズドライにしたようなもの。映画だけをとれば、それなりのできばえなんですが、2時間に原作のたっぷりつまった中味を盛り込むのは無理だったようです。アメリア役のアンジェリーナ・ジョリーは可愛かったが。