SAPIO(サピオ) 2015年 06 月号 [雑誌] の感想

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タイトルSAPIO(サピオ) 2015年 06 月号 [雑誌]
発売日2015-05-01
販売元小学館
JANコード4910140970650
カテゴリジャンル別 » 雑誌 » 人文・思想・社会・歴史 » 人文・社会・政治

購入者の感想

今回もレビューは雑誌全体の評価ではなく小林よしのり氏の漫画の前半部分の評価と言う事でご理解願います。

小林氏の漫画の前半部分を読んで私は絶句しました。これはもう老害といわれても仕方ないんじゃないか?というレベルです。それとも心も体もサヨク勢力に売り飛ばしてしまったのでしょうか?。

まず今回の安倍総理のアメリカ議会演説について私は大成功だと認識しています。アメリカ議会での演説という点においては誰もが納得できる成果だと思っていました。ですが小林氏は「安倍総理は慰安婦を人身売買と表現した。アメリカで人身売買は黒人奴隷のことを意味する。つまり安倍総理は慰安婦は性奴隷だと認めたのだ。だからアメリカ議会は安倍総理の演説を歓迎した」と主張しています。

・・・アタマ大丈夫でしょうか?。

今回のアメリカ議会演説は過去をテーマにしたものではありません。未来に対してのメッセージです。そのテーマに慰安婦なんて含まれるハズもありません。もちろん完全無視はできません。だからあのような表現になった。そもそも慰安婦ガーを連呼しているのは韓国一国だけで中国ですら侵略についての不満は述べても慰安婦については何の言及もない。今回の議会演説で慰安婦に関して言及を求めていたのは世界広しと言えども韓国ただ一国のみです。

その慰安婦に関するどーでもいい言及に対し、安倍総理が演説で性奴隷だと認めてしまったに等しい!と論じるのは韓国脳並みの単細胞だと言わざるえません。小林氏は安倍総理が「朝鮮人の親に人身売買されてキーセンに売られた女性」とハッキリ言ってほしかったのでしょうか?。でも現実問題としてそれは有り得ません。アメリカ議会はアメリカ国民に対し意を表明する場であります。韓国の慰安婦について言及しないといけない理由は全く存在しない。慰安婦については「これまでの戦争犠牲者」という包括的な文脈の中に含まれていて、それが『人身売買』という文言に象徴されただけです。

日高義樹氏によるアメリカの最新レポートをレビューしましたので、次は、もう一方の超大国、中国について。以下、主な特集ごとにレビューします。

〇中国人による中国人のためのAIIB(編集部)

・「政経一致」ということばがある。中国で働く海外ビジネスマンたちが、まずぶつかる大原則だ。彼の国では政治が動けば、昨日までの商慣習が一変する。いや、経済だけではなく外交も国防もすべては中国共産党のさじ加減一つで決まる
・絶大なる権力を握る党だが、それも13億の人民の信任あってのものだ
・国民の不満の発露には常に目を光らせている。昨今の腐敗撲滅運動も、格差拡大に不満を募らせる民衆へのデモンストレーションにちがいない
・中国は、経済成長の鈍化を隠せなくなってきている。昨年の成長率は7.4%。24年ぶりの低い値だ。今年に入っても、いっこうに改善しない
・そこで、AIIBの出番である
・海外のインフラ整備を中国主導で進められれば、鉄鋼、セメントなど過剰な産業物資を輸出できるし、労働者にも雇用を回せる
・実は中国はAIIB創設前から、ラオスやミャンマーに経済特区を作るなど、中国資本による大規模投資を行っている。だが環境破壊や犯罪増加への現地住民の猛反発もあって、開発は停滞している
・AIIB設立にあたって中国政府は「官僚主義的な面倒な点がある」と発言した
・だが、借入国の人権問題や環境悪化などに厳しい審査基準を設けているのは、地域発展を円滑に進めるために必須なのである
・欧州主要国が続々と参加を決めても、あわてる必要はない。中国人の中国人による中国人のための銀行は早晩、馬脚を現す
・日本がAIIBに参加しなくて正解だったと言える日がきっと訪れるだろう

〇本当は日本が大好きな中国人(平野聡氏)

・今年の春節、大挙して日本に押し掛けた中国人観光客の「爆買い」がメディアを賑わせた
・しかし一方、近年の日中関係は、歴史認識や領土問題などの懸案事項が山積みする
・そもそも近代中国は日本の模倣(コピー)から始まった

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