奇跡講座 マニュアル編 の感想

まちに待ったマニュアル編！。
テキスト編をより解りやすくする為のマニュアル編の為、とても読みやすい。

本書により、ここでいう”幻想”の意味が少しわかったきがした。
私たちが通常、現実ととらえていることは、ここでは、幻想という。

幻想とは、実際に見えているもの、物質的なものを指す。それは、いつかは壊れ、消滅し、無くなる・・・
永遠ではないもの、それが幻想とういう概念だ。

本書を読む前の、私の幻想のイメージは、まぼろし、夢、幻覚といった感覚・・・
その、幻想という概念が理解できないと、奇跡講座は全く意味が分からないものとなる。

ここでは、現実＝幻想であるので、”誠に実在する現実”をここでは、”実相”と表現している。

三次元の私達がをれを理解するのはとても難しいと思うが、講座を進めるには、深く考えずそういうものだと素直にとらえる必要がある。

奇跡講座を理解する為に、お高いガイドブック、セミナーが多数存在しているが、それらは全く意味をなさないので注意して頂きたい。この講座の意図に反することである。（本書にも書いてある）
リーダーのようなものを作り出し、宗教化されることが無いよう、厳しく書いてある。
奇跡講座とはあくまでも独習であり、自分自ら気づきの為のツール。誰かに教えてもらうものでもない。何故なら、その人の主観が入ってしまうからである。

本書は”教師のためのマニュアル”という題名であるが、奇跡講座を物凄く勉強した人がいて、その人がリーダーとなって、弟子に教える為のマニュアル・・・と思いがちだが、先程も書いたように、独習が基本である為、奇跡講座には、先生も生徒も教祖も信者もへったくれもないのである。つまり、このマニュアルは、

”内なる教師の為のマニュアル”なのである。

独習であるからこそ、この講座の難しさがある。

奇跡講座の英語名は、ア・コース・イン・ミラクルズ