Six Pillars of Self-Esteem の感想

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タイトルSix Pillars of Self-Esteem
発売日1995-05-01
製作者Nathaniel Branden
販売元Bantam
JANコード9780553374391
カテゴリ » 洋書 » By Publisher » Random House

購入者の感想

マーフィーを始めとする「潜在意識で成功する」の
エピゴーネン・「亜流」と言うよりも、殆ど「訳判らず」の
トンデモ本が、雨後の筍の如く出版されて久しい。
「格差社会」的な状況の中で、「新興宗教」紛いの様相を
呈する昨今である。

さて、何度か他の本のレヴューの中で触れて来た
ナサニエル・ブランデンのセルフ・エスティームの
「総まとめ」的なポジションに位置するのが本書である。
ブランデン自身も「自分の此れまでの仕事の纏め」と
既に、和訳の在る本の中で述べて居る。

ポイントは、「意識的に生きると言う事」。
即ち、「無意識的に生きて来た生き方」と言うのは
其の人間にとって「一つの惰性」に過ぎない。
昔、『現代思想』誌別冊の『禅特集』号の中で
岸田秀氏が、何人かの仏教学者と対談して居たが、
「要するに『無意識』って事は、頭が悪いだけで
全部『意識』してしまえば良いんですよ。」との
発言があった。「意識」の力で成功しようと思っている人には
「潜在意識で成功」よりも、此方の「考え方」の方が
フィットするだろう。
特に、「何でもかんでも『潜在意識・無意識』だったら
考えなくて楽だろうし、面倒臭くも無いだろうが、
唯、単に『馬鹿に為れ』って事じゃ無いのか...。」と
思う人も、少なからず居るかもしれないが、そう言うタイプの
「潜在意識様万々歳」の現状に対して、
違和感を抱いている人向けである。

考え方としては、初期のNLPに通じる部分がある。
sub-self 「副次的自己」と言う考え方である。
NLPで、複数部分が集まって、一人の人間の
「自己」が出来て居ると言う考え方と同様、
「副次的自己」・「下位自己」が自分の中に
複数存在して、それら全ての「部分」に気づき
受容すると言う「セルフ・コミュニケイション技法」を
提示している。

具体的なエクササイズは、巻末に纏めて載って居るし、

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