12歳からの現代思想 (ちくま新書) の感想
参照データ
タイトル | 12歳からの現代思想 (ちくま新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 岡本 裕一朗 |
販売元 | 筑摩書房 |
JANコード | 9784480065087 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 哲学・思想 » 哲学 |
購入者の感想
現代思想の何となくをつかめる本。
『12歳から〜』とあるが、『サルでもわかる〜』がサルにはわからない
のと同じで12歳にはやや難しい。少なくとも14、15歳ぐらいにならない
と意味もよくわからないのではなかろうか。高校生ぐらいが読むにはちょう
どよい。大学生なら気軽に読めるようになっている。
全8章で扱っているトピックは、比較的とっつきやすいものになっている。
科学・技術の進展によって新たに生まれた現代の社会状況やものの見方
を解説してくれる。
個人的に一番面白かったのは第7章のコミュニケーション論のところだ。
ハバーマスの生真面目なコミュニケーションのとらえ方の批判的な検討
が行なわれていて興味深かった。
本書末には参考文献一覧があり、原著を読みたい場合はそこからあたれば
いい。ただ、本書ほど簡単でもなければ、過去の思想や研究に関する知識
がある程度ないと読めないだろう。こういった入門書を4〜5冊読んでると
何となく雰囲気がつかめてくるので、それから挑戦するといいかも。0
『12歳から〜』とあるが、『サルでもわかる〜』がサルにはわからない
のと同じで12歳にはやや難しい。少なくとも14、15歳ぐらいにならない
と意味もよくわからないのではなかろうか。高校生ぐらいが読むにはちょう
どよい。大学生なら気軽に読めるようになっている。
全8章で扱っているトピックは、比較的とっつきやすいものになっている。
科学・技術の進展によって新たに生まれた現代の社会状況やものの見方
を解説してくれる。
個人的に一番面白かったのは第7章のコミュニケーション論のところだ。
ハバーマスの生真面目なコミュニケーションのとらえ方の批判的な検討
が行なわれていて興味深かった。
本書末には参考文献一覧があり、原著を読みたい場合はそこからあたれば
いい。ただ、本書ほど簡単でもなければ、過去の思想や研究に関する知識
がある程度ないと読めないだろう。こういった入門書を4〜5冊読んでると
何となく雰囲気がつかめてくるので、それから挑戦するといいかも。0