笑う子規 (ちくま文庫) の感想
参照データ
タイトル | 笑う子規 (ちくま文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 正岡 子規 |
販売元 | 筑摩書房 |
JANコード | 9784480432391 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 詩歌 » 句集 |
購入者の感想
……ということをおっしゃっていたのは誰だったか失念してしまったけれど、まさにその一言を形にしたような肩の凝らない一冊。
日常のなんてないことをすぱっと鮮やかな切り口で切り取って短い言葉の中にとどめ、なんだかとても素敵なことのようにみせるのが俳句の醍醐味だと思っているのだけど、それが存分に味わえる。
難しいことは抜き! 予習もなにも必要とせず、たださらっと目を通してみるだけで、俳人・正岡子規の持つ底力を満喫できる。巻末には簡単な年表も掲載されているので、これはまだ元気だったときのもの、これは床に伏してからのもの……と確認しつつ読んでみるのもまた興味深いかもしれない。
(視点がだんだん低く、自分の近くにあるものに移行していくのが判るので……)
閑話休題。
過日ツイッターで「旦那の睾丸の軽重で浮気を特定できる細君の話」が(真偽はさておき) まわってきたけれど、この本の中にもまさにそんな句があるので笑ってしまった。
(「夏」のところにあるのでぜひ確認願いたい)
日常のなんてないことをすぱっと鮮やかな切り口で切り取って短い言葉の中にとどめ、なんだかとても素敵なことのようにみせるのが俳句の醍醐味だと思っているのだけど、それが存分に味わえる。
難しいことは抜き! 予習もなにも必要とせず、たださらっと目を通してみるだけで、俳人・正岡子規の持つ底力を満喫できる。巻末には簡単な年表も掲載されているので、これはまだ元気だったときのもの、これは床に伏してからのもの……と確認しつつ読んでみるのもまた興味深いかもしれない。
(視点がだんだん低く、自分の近くにあるものに移行していくのが判るので……)
閑話休題。
過日ツイッターで「旦那の睾丸の軽重で浮気を特定できる細君の話」が(真偽はさておき) まわってきたけれど、この本の中にもまさにそんな句があるので笑ってしまった。
(「夏」のところにあるのでぜひ確認願いたい)