性食鬼　4 (ヤングチャンピオン烈コミックス) の感想

最初の巻は中途半端なエロスと笑いの半端な漫画だと思っていましたが、
この巻ではかなり笑えるギャグ漫画になりました。
また官能表現も下手なエロ漫画より上等になってきました。
どんどん面白くなってきています。
続きが楽しみです。

　キグルミ達からエキスを注入され、ついにいずみの身体に起こってしまった恐るべき変異。
人外の者となったいずみに、もはや抹殺するしかないと攻撃を仕掛けるバニー星人うさ山。
さらにKAXAの対キグルミ特殊部隊も現場に急行して…！！
　キグルミ星人と戦うエロティックコメディ、いずみのキグルミ女王化という新展開の巻。
もっともこれで話が大きく動くかと思えばある理由でいずみはあっさり人間体に戻ってしまう
他、序盤から思わせぶりに時々姿を見せていたキグルミ派の教師・国領が結局ほとんど
何もしないまま退場（また後に出てくるでしょうけど）とやや拍子抜け。
一旦話を落ち着けてシナリオ的に少し仕切り直しを図った感があります。
いずみのサポート役で男の新キャラが加わったけど…地味だ（笑）。
エロシーンは新女王（いずみ）に弄ばれるうさ山とKAXAで色々な恥ずかしい実験台にされる
いずみで半々ぐらい。ひたすらいずみがキグルミに辱められていた今までとはちょっと趣向を変更。
　次巻は実は生きていた元（オリジナル）女王派のキグルミが、ノコノコと歓楽街に遊びに出た
いずみを真の女王に調教すべく襲撃する“新宿死闘編”になるらしいのでまた盛り上がる（無論、
性的な意味で）のを期待。

１巻から好きで読んでる作品ですが、巻を追うごとに主人公のエロ方面の追い詰められっぷりがたまりません。本人的にはイヤなような、気持ちイイからたまらないようなところもあり、一方的に陵辱されるというのとは違うので、欝な気分にならなくていい点も個人的には気に入っています。