ギリシヤ語四週間 の感想
参照データ
タイトル | ギリシヤ語四週間 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 古川 晴風 |
販売元 | 大学書林 |
JANコード | 9784475010177 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 語学・辞事典・年鑑 » ギリシア語 |
購入者の感想
ギリシア語の参考書はたくさんありますが、この本のいいところは訳読の練習問題が多い(全部で56問)ことです。ギリシア語は語形変化が複雑で、語順が近代語より自由なため、どれが主語・動詞・目的語なのかわかりにくい文章も多く、断片的な短い文章をいくら読んでも長い文章はなかなか読めるようになりません。通常の短文和訳・希訳(94問)とこの訳読練習をこつこつやれば必ず力がつくと思います。欠点は文法項目が飛び飛びに出てきて、索引が役に立たないこと。たとえば不定法の用法を知りたいと思っても索引からも目次からも探すことができません。初歩から少しずつ勉強するにはいいのですが、文法事項を整理しようと思うと別の本が欲しくなります。