ラテン語四週間 の感想
参照データ
タイトル | ラテン語四週間 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 村松 正俊 |
販売元 | 大学書林 |
JANコード | 9784475010085 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 語学・辞事典・年鑑 » ラテン語 |
購入者の感想
初心者に良い教材であることは確か。だから、星は三つ。
でも、よく検討すれば、解説は手抜きとしか言い様がなく、独習書としては致命的なので、独習を希望する初心者には薦めたくない。
初心者にとっては、とくに初めほど、語形についてこれでよいのか、母音の長短の付け方は正しいか、といろいろ不安なはずだ。つまりスタート地点でしっかり確認できることが大切だ。しかし、解答を読んでみると、最初の4、5つ程度に解説をつけておいて、「あとは各自でやるように」という放任主義!
これが教育方針と呼べるものならばよいのだが、なかには未習の単語をラテン語作文で使わせようとしているのに、解答は「各自でやるように」となっている。
語彙リストは、羅和はあるのに和羅はないから、初心者は独習ではそこを解くことも、答えを知ることもできない。
まさに、手抜きとしか言い様がない。教師がいれば、そこを補ってもらえるので、独習でないなら良いだろう。
また、著者の日本語がおかしいために、「形容詞はすべて女性である」というような、誤解をまねくおそれのある表現もある。英語以外のヨーロッパの言語を経験したことのない人にとっては、つまずきの一冊になり得るので、あくまで教師とともに使うテキストとだけ評しておきたい。
でも、よく検討すれば、解説は手抜きとしか言い様がなく、独習書としては致命的なので、独習を希望する初心者には薦めたくない。
初心者にとっては、とくに初めほど、語形についてこれでよいのか、母音の長短の付け方は正しいか、といろいろ不安なはずだ。つまりスタート地点でしっかり確認できることが大切だ。しかし、解答を読んでみると、最初の4、5つ程度に解説をつけておいて、「あとは各自でやるように」という放任主義!
これが教育方針と呼べるものならばよいのだが、なかには未習の単語をラテン語作文で使わせようとしているのに、解答は「各自でやるように」となっている。
語彙リストは、羅和はあるのに和羅はないから、初心者は独習ではそこを解くことも、答えを知ることもできない。
まさに、手抜きとしか言い様がない。教師がいれば、そこを補ってもらえるので、独習でないなら良いだろう。
また、著者の日本語がおかしいために、「形容詞はすべて女性である」というような、誤解をまねくおそれのある表現もある。英語以外のヨーロッパの言語を経験したことのない人にとっては、つまずきの一冊になり得るので、あくまで教師とともに使うテキストとだけ評しておきたい。