高僧伝(四) (岩波文庫) の感想

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参照データ

タイトル高僧伝(四) (岩波文庫)
発売日販売日未定
製作者慧皎
販売元岩波書店
JANコード9784003334249
カテゴリ人文・思想 » 宗教 » 仏教 » 仏教入門

購入者の感想

この巻は以下のものを収録。
巻十一:習禅、明律 
巻十二:亡身、誦経 
巻十三:興福、経師、唱導 
巻十四:序録 
付録として『続高僧伝』第六・義解篇二・釈慧皎伝を収録。更に巻末には全四巻に出てくる人名・書名・寺名を網羅した索引あり。
音楽や説教に優れた僧や寺院の建立に尽力した僧がメインなのだけど、最も印象に強く凄まじい亡身篇。虎に身を差し出したり、飢えてる人に自分の体を差し出したり、自分の心臓と肝臓をかどわかされた幼児の代わりとしたり、焼身、即身仏となる僧達が書かれてる。
訳に関してちょっと違和感を感じたのは、訳語の選択でカタカナにしている箇所が時折あったところ。例えばP.112で「茲の徳は裕なり」という文章の訳が「このパワーは豊かであって」となっていて(例えば最近だと亀山氏訳の「悪霊」などにも似た感じのがあったけど)、ほとんど漢字ばかりの日本語の中で突然カタカナが登場するのも違和感だったし、徳をパワーというのもなんかちょっとなぁと。

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