Paper Airplane の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

グラミー常連、ブルーグラスの歌姫Alison Krauss、Union Stationとの名義では7年ぶりとなる新作。
今までの洗練された現代的なコンテンポラリーフォーク、というよりも、より本格的、元来的ブルーグラス作寄り。
Alisonの透明感と気品ある歌声、安定感抜群のバンドサウンドが素晴らしい新作だ。
もしかしたら彼らのファンからは評価が分かれてしまう地味作かもしれないが個人的には本作の凄味あるブルーグラスサウンドに惚れた。
シンプル、地味ながら演奏者ひとりひとりの息遣いが聞こえるような一体感、何よりAlison Kraussの、更に大人の魅力が増した歌声が素晴らしい作品だ。
Jackson Browneの「My Opening Farewell」Richard Thompson「Dimming of the Day」という選曲も彼らにぴったり。