「坐」の文化論―日本人はなぜ坐りつづけてきたのか (講談社学術文庫 (665)) の感想
参照データ
タイトル | 「坐」の文化論―日本人はなぜ坐りつづけてきたのか (講談社学術文庫 (665)) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 山折 哲雄 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784061586659 |
カテゴリ | 人文・思想 » 哲学・思想 » 東洋思想 » 東洋哲学入門 |
購入者の感想
第一章ではアメリカ、ヨーロッパからチベット、古代インド、古代中国に至るまで、坐の文化と立の文化について書かれている。私が興味が持てたのは第二章「神と仏の相剋」、第三章「日本文化の表出」。第二章では日本人はいつから床に坐るようになったのか。それを埴輪、仏像・神像、武人像、大和絵などから語っている。第三章ではそれをさらに禅宗などの宗教、そして建築物の面から語っている。
確かに世界的には椅子に腰掛ける文化の方が多いようにも感じるし、いつから日本人は床に坐るようになったのかは興味のある内容だった。
確かに世界的には椅子に腰掛ける文化の方が多いようにも感じるし、いつから日本人は床に坐るようになったのかは興味のある内容だった。