ふたりモノローグ(1) (サイコミ) の感想
参照データ
タイトル | ふたりモノローグ(1) (サイコミ) |
発売日 | 2017-07-28 |
製作者 | ツナミノ ユウ |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784065092064 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
何故か本作の最終巻がしばしばお勧めにくるので1巻を購入してみました。表紙の右側の子の目が髪より前に飛び出しているのはどうなのか、という問題ですが、連載初期は表紙と違って微妙にリアルタッチで描かれているので、これが非常に気持ち悪いです。後半になるにつれ表紙の画風に近づいていくのですが、どっちにしろクリーチャーかなにかを見ている気分になり、少なくとも”可愛い”という感想は浮かびません。
次にタイトルにある通りこの漫画はモノローグが非常に多いです。しかし2つの問題があります。ひとつめは、モノローグを多用することにストーリー上、あまり意味が無いことです。「内面と外面の差」が上手く活かされていないというか。”エピソードによってどちらか片方のモノローグしか載せない”などの表現を用いることでもっと機能して漫画として面白くなった気がします(まともだった頃の江川達也作”東京大学物語”と読み比べると本作の至らなさがわかりやすい)。ふたつめの問題は、表紙の2人に加えてもうひとり、計3人のモノローグが入り乱れるのですが、画面がごちゃごちゃしてしまっており、誰のかが非常にわかりにくいです。これは”人によって字体を変える”など工夫が必要と思いました。モノローグが重要な役割を担う筈の漫画にしてはその辺、ぞんざいです。
あとは、全体的にセンスが古いです。90年代に描かれた漫画だ、と言われればすんなり信じます。残念ながら、2巻も読もう、とは思えませんでした。
次にタイトルにある通りこの漫画はモノローグが非常に多いです。しかし2つの問題があります。ひとつめは、モノローグを多用することにストーリー上、あまり意味が無いことです。「内面と外面の差」が上手く活かされていないというか。”エピソードによってどちらか片方のモノローグしか載せない”などの表現を用いることでもっと機能して漫画として面白くなった気がします(まともだった頃の江川達也作”東京大学物語”と読み比べると本作の至らなさがわかりやすい)。ふたつめの問題は、表紙の2人に加えてもうひとり、計3人のモノローグが入り乱れるのですが、画面がごちゃごちゃしてしまっており、誰のかが非常にわかりにくいです。これは”人によって字体を変える”など工夫が必要と思いました。モノローグが重要な役割を担う筈の漫画にしてはその辺、ぞんざいです。
あとは、全体的にセンスが古いです。90年代に描かれた漫画だ、と言われればすんなり信じます。残念ながら、2巻も読もう、とは思えませんでした。
二人の主人公の友情(?)のすれ違いが面白いです。
綺麗なタッチの絵と細やかなモノローグで心象描写を行っており、対した事件は起こらないがなぜか飽きない作品になっております。
次巻も早く読みたいです。
綺麗なタッチの絵と細やかなモノローグで心象描写を行っており、対した事件は起こらないがなぜか飽きない作品になっております。
次巻も早く読みたいです。