天皇恐るべし―誰も考えなかった日本の不思議 (NESCO BOOKS) の感想
参照データ
タイトル | 天皇恐るべし―誰も考えなかった日本の不思議 (NESCO BOOKS) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 小室 直樹 |
販売元 | ネスコ |
JANコード | 9784890360345 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門 |
購入者の感想
日本史、世界史を考える上での考え方が非常に簡潔に、わかりやすく記述されています。
キリスト教の「予定説」すなわち「神が決めたことだから正しい」
これと同じに、明治天皇は「天皇が決めたことだから正しい」という論理で「廃藩置県」を行い、日本を中央集権国家にし、身分制をなくし武士を廃して、国民を作りました。神とはなにか、人力では不可能なものを可能とする力である。
ここに「天皇はキリスト的神である」という氏の説の妥当性があり、日本は西欧のキリスト教国に近い考え方をする国なのです。
儒教の国、中国、韓国では「君子(指導者階級)」と「小人(一般大衆)」は厳然と区分されています。現在もこの伝統は強く残っています。
日本の平等主義は「一君万民」の天皇制にそのもとがあります。
キリスト教の「予定説」すなわち「神が決めたことだから正しい」
これと同じに、明治天皇は「天皇が決めたことだから正しい」という論理で「廃藩置県」を行い、日本を中央集権国家にし、身分制をなくし武士を廃して、国民を作りました。神とはなにか、人力では不可能なものを可能とする力である。
ここに「天皇はキリスト的神である」という氏の説の妥当性があり、日本は西欧のキリスト教国に近い考え方をする国なのです。
儒教の国、中国、韓国では「君子(指導者階級)」と「小人(一般大衆)」は厳然と区分されています。現在もこの伝統は強く残っています。
日本の平等主義は「一君万民」の天皇制にそのもとがあります。