新白河原人 半分ちょいの電気で贅沢DIY生活 の感想
参照データ
タイトル | 新白河原人 半分ちょいの電気で贅沢DIY生活 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 守村 大 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784063648911 |
カテゴリ | 文学・評論 » エッセー・随筆 » 著者別 » ま行の著者 |
購入者の感想
同じ年代。同じ好み。同じ考え。
だけど、まったく別な人生。
羨ましくとも、自分らしさを再確認できました。
だけど、まったく別な人生。
羨ましくとも、自分らしさを再確認できました。
豊かさってなんだろう。使い古された表現だが、読み終えてしみじみとそう思った。
炭焼き窯まで自作したものの、売る気にならず行き場を失った大量の炭をどう使おうか頭をひねる。
もちろん出炭まで恐ろしいほどの手間がかかっているから無駄には使いたくない。
樹木のもつ熱量をぎゅっと凝縮した炭という燃料がふんだんにあるというのは、たとえ値段がつかなくても実に豊かではないか。
いま日本に住む誰もが模索している、エネルギーとの正しい付き合い方のヒントがあるような気がする。
無電化生活でそのありがたみを知った、冷蔵庫と洗濯機。飛行機なんかよりも空を飛んでいる気分になれるバイク。
電気なしではもちろん私たちの暮らしは立ち行かないが、本当の意味での「便利」なものをいくつかと、直火を楽しむ時間の余裕があれば、私たちは過剰なまでの「便利さ」から開放されるのではないか。そして、その先に本当の意味での「豊か」な暮らしが待っているのではないか。
最後に、私の敬愛する椎名誠さんからのウレシイ言葉が本の帯に・・・
「日本でいちばん逞しい男」って、森村さん、これ男の勲章ですぜ。
炭焼き窯まで自作したものの、売る気にならず行き場を失った大量の炭をどう使おうか頭をひねる。
もちろん出炭まで恐ろしいほどの手間がかかっているから無駄には使いたくない。
樹木のもつ熱量をぎゅっと凝縮した炭という燃料がふんだんにあるというのは、たとえ値段がつかなくても実に豊かではないか。
いま日本に住む誰もが模索している、エネルギーとの正しい付き合い方のヒントがあるような気がする。
無電化生活でそのありがたみを知った、冷蔵庫と洗濯機。飛行機なんかよりも空を飛んでいる気分になれるバイク。
電気なしではもちろん私たちの暮らしは立ち行かないが、本当の意味での「便利」なものをいくつかと、直火を楽しむ時間の余裕があれば、私たちは過剰なまでの「便利さ」から開放されるのではないか。そして、その先に本当の意味での「豊か」な暮らしが待っているのではないか。
最後に、私の敬愛する椎名誠さんからのウレシイ言葉が本の帯に・・・
「日本でいちばん逞しい男」って、森村さん、これ男の勲章ですぜ。