アイヌの歴史 海と宝のノマド (講談社選書メチエ) の感想
参照データ
タイトル | アイヌの歴史 海と宝のノマド (講談社選書メチエ) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 瀬川 拓郎 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784062584012 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 文化人類学・民俗学 » アイヌ |
購入者の感想
今まで、日本人の書いた学術書は、難しい言葉使いと、文法でわかりにくい、という印象を持っていました。アイヌの歴史 海と宝のノマドは、それを打ち破りました。私は、人類学には、昔から興味がありましたが、考古学は、ちょっと、、、そんな感じでした。が、アイヌの研究をするにあたり、この本を買いました。
瀬川さんの語り口調は、講義を聴いているかのようで、すらすら読め、また、大事なところは、リピートしてあるので、記憶に残ります。膨大な数の資料、自分自身の直接体験と知識を裏づけとした、彼の理論は、なるほど、と、思わせます。 アイヌ語での名前がたくさん出てきますが、地図、写真、イラストなども多く、大変わかりやすくなっています。
一番よかったのは、素晴らしいミステリー小説のように、どんどん先を読みたくなることでした。考古学が、身近なものとなり、とてもおもしろい学問であることが、わかりました。これは、ひとえに瀬川さんが、考古学を、心から愛していらっしゃる、その一言につきると思います。初心者でも、わかりやすく、納得のいく本で、大学でのテキストにも使えそうな本です。
瀬川さんの語り口調は、講義を聴いているかのようで、すらすら読め、また、大事なところは、リピートしてあるので、記憶に残ります。膨大な数の資料、自分自身の直接体験と知識を裏づけとした、彼の理論は、なるほど、と、思わせます。 アイヌ語での名前がたくさん出てきますが、地図、写真、イラストなども多く、大変わかりやすくなっています。
一番よかったのは、素晴らしいミステリー小説のように、どんどん先を読みたくなることでした。考古学が、身近なものとなり、とてもおもしろい学問であることが、わかりました。これは、ひとえに瀬川さんが、考古学を、心から愛していらっしゃる、その一言につきると思います。初心者でも、わかりやすく、納得のいく本で、大学でのテキストにも使えそうな本です。