時をかける眼鏡 医学生と、王の死の謎 (集英社オレンジ文庫) の感想
参照データ
タイトル | 時をかける眼鏡 医学生と、王の死の謎 (集英社オレンジ文庫) |
発売日 | 2015-01-20 |
製作者 | 椹野 道流 |
販売元 | 集英社 |
JANコード | 9784086800037 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » 日本文学 |
購入者の感想
始まりかしばらく,事が起きて物語が動き出すまでは説明っぽさが目につく印象で,
23歳とされた主人公の言葉遣いも歳の割には幼く,最後まで入り込んではいけません.
また,ファンタジなのかミステリなのか,物語の『軸』になる部分がどっちつかずで,
流れ自体はスムーズに,そしてハッピエンドとはなるものの,物足りなさが残るところ.
謳われていた『医学ミステリ』についても,ほとんどそれらしい部分を見ることはできず,
終盤に少しだけ,しかもあっさりと片付いてしまうため,こちらも期待ハズレは否めません.
このほか,タイトルはもちろん,章ごとに眼鏡のイラストという不自然な『眼鏡押し』も,
その姿を異世界で珍しがられる程度で,彼のキャラクタも含めて消化不良に感じられました.
23歳とされた主人公の言葉遣いも歳の割には幼く,最後まで入り込んではいけません.
また,ファンタジなのかミステリなのか,物語の『軸』になる部分がどっちつかずで,
流れ自体はスムーズに,そしてハッピエンドとはなるものの,物足りなさが残るところ.
謳われていた『医学ミステリ』についても,ほとんどそれらしい部分を見ることはできず,
終盤に少しだけ,しかもあっさりと片付いてしまうため,こちらも期待ハズレは否めません.
このほか,タイトルはもちろん,章ごとに眼鏡のイラストという不自然な『眼鏡押し』も,
その姿を異世界で珍しがられる程度で,彼のキャラクタも含めて消化不良に感じられました.