アシガール 9 (マーガレットコミックス) の感想

星の数が辛めでごめんなさい。
でも、こういう「地味」な伏線の巻も必要なんですよ。
若君と唯の婚礼の前に、「史実」通りの高山家の裏切り、羽木家の危機であります。
若君はご無事で大丈夫なのかしら？モヤモヤ・・・
最後のページ、戻ってきた起動スイッチ等数々のキテレツグッズを前にして、
唯の「すごくいいこと思いつきました！！」って、すごく気になります。
次の１０巻できれいに回収され、ハッピーエンドになることを期待させます。

やっぱり唯は足軽と言うよりりりしい若武者です！
殿をはじめとして皆の信頼を受け（若君との婚儀が決まっても未だに「唯之助」と言われる唯であります）、
若君初陣時の甲冑を身に付け、「若君の名代・総大将補佐役」に大出世です。
「何のために　はるか遠くから来たか　思い出すんだ」って、相変わらず初心がぶれないのが立派。
(出来ればこの立派な甲冑姿のまま、尊・パパ・ママ・隣のじいと再会する流れになって欲しいです。
吉乃お母様と唯のママが対面なんてちょっと無理かな？）

予想通りに成之兄様と阿湖姫はいい感じになってきました。
ハッピーエンドに向けて、唯を橋渡しにしない、
「直接」二人の恋が盛り上がる出来事を期待しますよ。

追記：全巻読み返して、そろそろ尊のキテレツが足りないなと。
大丈夫ですよね？強引でもハッピーエンドに向けて、都合良く登場希望！！
「アシガール」はタイムスリップラブコメだもの、
「悲しいのは皆無」で（アニメ版「後宮小説」みたいな展開は堪忍です）、
森本先生よろしくお願いします（祈）。