投資家よ騙されるな! ウォール街 欺瞞の血筋 の感想

２０００年の米市場インターネットバブル崩壊。
過熱に次ぐ過熱を呼んだのは、凄腕アナリストたちの
推奨リポートだった。
日本市場にもネットバブル崩壊はドミノ倒し式に波及
したのは記憶に新しいですがバブル発生の裏側を知りたくて
本書を手にしたものの５００ページほどの大部な本で完読まで
ちょっと難儀しました。アマゾンドットコムのような日本人
にもなじみ深い会社はともかくワールドコムほか名前は知って
いても内容は？という会社も多く取り上げられ、ＮＹＳＥ，
ＮＡＳＤＡＱにある程度通じていないと本書で描かれる壮大な
ドキュメントもいまいちピンとこないかも。私もそうでした。
書評に「映画を観るよう」とありますが、内容が咀嚼できれば
確かにそうかも。日本株をちょっとイジったことがある程度の
知識では無理かも。読む人を選びます。