PANZER (パンツァー) 2014年 12月号 [雑誌] の感想

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タイトルPANZER (パンツァー) 2014年 12月号 [雑誌]
発売日2014-11-27
販売元アルゴノート
JANコード4910075931245
カテゴリジャンル別 » 雑誌 » 趣味・その他 » ミリタリー

購入者の感想

カラーグラビア「韓国陸軍の現用AFV」6頁を皮切りに竹内修氏の「K2新戦車で注目される韓国陸軍:最新の編成とその装備」、覆面の軍事研究者“SSN688”氏の「K2戦車の問題点」(副題は「特ダネ!!韓国在住の事情通がそっと教える」となっている)、柘植優介氏の「韓国陸軍の主要装備一覧」と読み応えある大特集。<嫌韓本>コーナーが書店の一角に生まれるほど悪化している日韓関係の下で韓国軍兵器の不出来を喜ぶようなネット情報が飛び交っている中で竹内氏は「韓国軍の実力を直視しよう」という視点で韓国軍誕生から朝鮮戦争当時には旧日本軍・満州国軍出身者の佐官クラスの無能・更迭、尉官クラスの抜擢などの秘史に触れ、その上で兵力50万名余の大規模軍の全体像とともにそのレベル維持の困難さ、一朝一夕には不可能な自主兵器開発の歪みなどの諸問題を解明。「嘲笑したり冷笑するのではなく、現代の陸軍の諸問題を映し出す鏡として注目すべき」とまとめている。”SSN688”氏の<特ダネ>は「秘密のベールにつつまれている」とは到底言えないような事象まで次々に伝える。使えない国産パワーパックからダミーらしい反応装甲等々の問題、他方エアコンがありスペースも広いと兵に好評といった話題も。柘植氏は要領よくK2戦車、K1戦車、K9自走砲、K21戦闘兵車、K30自走高射機関砲などのAFVから小銃やヘリコプターまで多様な装備を紹介している。

準特集は「ヒトラーごひいきのタンク・デストロイヤーIV号駆逐戦車」と題する久米幸雄氏の詳細な論考。とはいえヤークトパンサーのような圧倒的な魅力には欠けるのは原型の古さだけではなく、低い車体が原因で射撃時に埃を舞い上げ視界不良を引き起こす、機動力不足、履帯幅不足、車体底面と地面の間隔不足などの問題を解決できなかったからだろうか。

連載記事は「NATOの空中機動部隊-2 イギリスRDF旅団」(部隊紹介で創設1809年とか部隊名でエディンバラ近衛砲兵連隊とかを見ると<大英帝国>には敵わない気がする)、田岡俊次の「軍事情勢を検証する-17

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