起業家精神に火をつけろ!―会社のために働くのではなく、あなたのために働いてくれる会社をつくる7つのルール の感想

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参照データ

タイトル起業家精神に火をつけろ!―会社のために働くのではなく、あなたのために働いてくれる会社をつくる7つのルール
発売日販売日未定
製作者マイケル・E・ガーバー
販売元エレファントパブリッシング
JANコード9784902807035
カテゴリビジネス・経済 » 経営学・キャリア・MBA » 起業・開業 » 起業家

購入者の感想

包括的に事業経営をしていく中で、起業家として事業の成功に必要な要諦がまとめられている本。
本書の中では、「リーダーシップ」、「マネジメント」、「ファイナンス」、「マーケティング」、「見込み客の創出」、「顧客への転換」、「顧客満足」
という7つの領域について、基本までが書かれています。
得意分野においては、少し物足りなさもあるが、苦手分野は同書位で
まず抑えておくことです。

前作の小説テイストとは違い、こちらは実務、実践的内容
がほとんどであり、困ったときや考えたいときに読み返す事が出来ます。

500ページもあるので、一度で読んだだけでは薄い記憶にしかならないのと、
各項目では、この1冊では足りない部分も出てくる事も
ありますが、ほぼ網羅されている素晴らしい本です。

何度も読み、起業家としてやっていくうえで必要な項目を
何度も点検していけると思いますので
経営のPDCAサイクルを回せる、起業教科書です。

「はじめの一歩を踏み出そう」の続編。
前作では書かれなかった「具体的にどうすればいいのか?」までを書いた本。
2部構成になっていて、前半はいかに起業家のモチベーションを高め、
維持するのかといういわゆる精神論、後半は著者が7つのルールと呼ぶ
「リーダーシップ」「マーケティング」「財務」「マネジメント」
「見込み客の創出」「見込み客から顧客への転換」「顧客満足」
について、具体的な経営ノウハウが解説されている。

前半の精神論については、良く分からないというのが正直な感想である。
文化的な背景の違いなのか、著者の信念の問題なのかは分からないが、
日本では受け入れられにくい内容と感じた。

しかしながら、この本の価値は後半部に集約されているように思う。
「はじめの一歩を踏み出そう」では、「事業計画を作ろう」とは書かれていても、
どのようにして、どんなものを作るのかまでは書かれていなかった。
また、「数値化をしよう」「システム化された事業を作ろう」ということが書かれて
いても、どのようにすればいいのかは分からなかった。このような内容が
上記の7つの分野について具体例を交えながら解説されているのである。
前作を読んでもなかなか行動に移せないでいたが、ここまで具体的に
書かれていれば実行に取り組めそうな気がしてくる。

訳者あとがきにも書かれているが、この本は一気に通読する本ではない。
7つのテーマからひとつを選んで、自分のビジネスに置き換えて、立ち止まって
考えながら読み進めなければ、十分な価値を引き出すことはできないだろう。
私は一度に読みきってしまったが、もう一度腰を落ち着けて、読み返してみよう
と思う。

前半部分は腑に落ちない部分もあるが、後半の充実度を評価して星5つとした。0

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