クトゥルフ神話 超入門 の感想

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巻末の監修者あとがきに書かれている通り「クトゥルフ神話ってなんだろう？」というレベルの私には、理想的ｗな解説書でした。
と「理想的」を「理想的ｗ」としたくなるのが如何にもこの本で、会話形式は、たぶん解説書としては無駄なのだと思います。ただし、その分さくさくと読めますし、なによりおもしろい。
情報量が意外に多いので、読み終わるとそれなりにわかった気になれてしまうのですが、監修者が「本書は入り口」と強調しているのは、この本でクトゥルフ神話をわかった気になるな、ということなのでしょうね。
そういう意味でも、この先に進むかどうするかを判断するためのツールとしては最適だと思います。個人的には、原作も少し読んでみようと思えました。